Creative Technologyの日本法人となるクリエイティブメディア株式会社(本社:東京都千代田区)は2012年6月6日、WindowsPCやMacをはじめスマートフォンやタブレットなどマルチプラットフォームに対応したサウンドユニット「Sound BlasterAxx」シリーズを発表した。6月下旬以降順次販売が開始される予定で、価格はオープンプライス。
■スマホにも対応。リッチなオーディオ・通話環境を実現する“6角柱”
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SBX 10 |
SBX 8 |
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クリエイティブより、6角柱のフォルムが印象的なUSBサウンドユニット「Sound BlasterAxx」シリーズが発表された。ラインナップはエントリーモデルの「SBX 8」、クラス最高モデルとなる「SBX 10」、フラッグシップモデル「SBX 20」の3製品。
すべてのモデルに新開発の「SB-Axx1」マルチコアボイス&オーディオエフェクトプロセッサーを搭載。MP3など圧縮音源の失われたダイナミックレンジを最適化する「SBX Crystalizer」や、バーチャルサラウンド機能「SBX Surround」、映画やゲームにおける急激な音量変化を最適化する「SBX Smart Volume」、クリアな会話表現が可能な「SBX Dialog Plus」、低周波トーンを増強する「SBX Bass」など、優れたオーディオ品質を提供する各種機能が満載されている。
天板部分には静電容量式のタッチパネルを備え、スピーカーの音量調節のほか、内蔵するマイクのON/OFFなどを簡単に操作可能。
なお、上位モデルの「SBX 10」と「SBX 20」はBluetooth機能を内蔵し、iPhoneやAndroid端末によるハンズフリー通話に対応する。通話中にはエコー低減技術「Acoustic Echo Cancellation」やノイズ低減機能「Noise Reduction」が働くため、エントリーモデルに比べよりクリアな会話が可能。また、マイク正面の集中的なボイスキャプチャ「Voice Focus」や、ボイスチェンジ機能「VoiceFX」にも対応する。
そのほか、フラッグシップモデルとなる「SBX 20」には特別に「プレミアムHiWaveアンプ 」が内蔵され、オーディオ表現のさらなる向上が果たされている。
外形寸法と重量は、「SBX 8」が約W64.4×D57×H166.1mmで約0.3kg、「SBX 10」が約W90.6×D80.3×H295.7mmで約0.8kg、「SBX 20」が約W109.8×D97×H400.2mm(ベーススタンド含まず)で約1.9kg。それぞれUSBバスパワー動作に対応するほか、別売りのACアダプタやモバイルバッテリーを使用することでPCレスのスタンドアローン動作も可能。 |