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[COMPUTEX] GIGABYTE、大幅な発熱低下を実現する新規格「Ultra Durable 5」対応マザーを多数展示
[COMPUTEX] GIGABYTE、大幅な発熱低下を実現する新規格「Ultra Durable 5」対応マザーを多数展示
2012年6月13日 13:43 更新
2012年6月7日取材
COMPUTEX TAIPEI 2012における
GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)
の目玉は、なんと言っても同社独自の品質規格「Ultra Durable」の最新版
「Ultra Durable 5」
だ。機能の詳細はもちろん、最新マザーボードのチェックも同時にしておく。
COMPUTEX TAIPEI 2012インデックスページ
■
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/computex_index.html
台湾のランドマーク、台湾101 36Fでエレベーターを降りると事前登録制で関係者のみが立ち入りを許されるVIP MEETING ROOMの受付が現れる
■大幅に発熱を抑える最新技術「Ultra Durable 5」とは
新ロゴと規格概要。従来の「Ultra Durable 4」にICチップ「IR3550」を採用していると「Ultra Durable 5」ということになる。まずはハイエンドモデルから続々と同規格対応製品が発売されるようだ
まず
「Ultra Durable 5」
の概要から見ていこう。同規格最大の特徴は、一般的なマザーボードで採用されている
「Driver IC」「High side MOSFET」「Low side MOSFET」
を1パッケージに統合した、International Reactifier(以下IR)製ICチップ
「IR3550」
を採用している点だ。
分かり易く模型で展示されていたICチップ「IR3550」(画像上左)。その横が実際のICチップ「IR3550」
「IR3550」では、内部抵抗とゲート電荷が小さい最新MOSFETの採用や、最適なチューニングを施した専用ドライバICを組み合わせることでチップの効率を高め、通常動作時最大95%という高い電源効率を実現するという。この結果、チップの発熱を抑え、高いオーバークロック耐性を得ることに成功。例えば、とかく電源周りのエアフローが悪くなりがちな水冷クーラーを搭載したシステムでも温度を低く保つことができるというワケだ。その他にも、パーツの実装点数が少なくなる利点から、基板上のスペースを広く確保できるメリットもあるという。
「IR3550」と既存MOSFETを採用した他社製マザーボード2モデルとの温度比較デモの様子。条件は同一ながら既存MOSFET製品に比べて30℃以上と圧倒的に低いことがアピールされていた
■最新マザーボードをまとめてチェック
■「GA-Z77X-UP7」
Intel Z77 Expressを採用したフラグシップモデル「GA-Z77X-UP7」。もちろん「Ultra Durable 5」準拠の製品となる
「GA-Z77X-UP7」
はIntel Z77 Expressを採用したフラグシップモデル。電源フェーズは32フェーズで水冷や極冷による高電圧をかけたオーバークロックでも安定した電源供給を実現する。ほかにも2基のCPU 8pin電源コネクタ、「OC-Touch」、「電圧測定モジュール」が用意されるなど、同社担当をして“究極のオーバークロックに挑戦したいユーザー向け”とする製品。基板上にはPXLブリッジチップを搭載し、Z77ながら4-Wayのマルチグラフィックスにも対応する。なおフォームファクタはE-ATX。
■「GA-Z77X-UP4 TH」「GA-Z77X-UP5 TH」
Intel Z77 Expressを採用した製品には「GA-Z77X-UD7」以外に、ハイエンドモデル
「GA-Z77X-UP5 TH」
とメインストリームモデル
「GA-Z77X-UP4 TH」
の2モデルが用意される。いずれも、バックパネルには新インターフェイスThunderboltポートが2基用意され、CPU内蔵グラフィックスで3画面同時出力にも対応。フォームファクタはATXで、おなじみのmSATAスロットも用意されている。どちらも「Ultra Durable 5」に準拠。
Intel Z77 Expressを採用した「GA-Z77X-UP4 TH」。バランスのとれたメインストリームモデルとして人気のモデルとなりそう
Intel Z77 Expressを採用した「GA-Z77X-UP5 TH」。ハイエンドモデルで電源は8フェーズ構成
■「GA-X79-UP4」
「GA-X79-UP4」。4-Wayのマルチグラフィックスにも対応する
「GA-X79-UP4」
はIntel X79 Expressを搭載したメインストリームモデルで「Ultra Durable 5」準拠。メモリは8DIMMスロットに対応させた。
■「GA-X79S-UP5 WiFi」
サーバー/ワークステーション向けのチップセットIntel C606を搭載する「GA-X79S-UP5 WiFi」
LGA2011対応でありながら、Intel X79 Expressの代わりにサーバー/ワークステーション向けのチップセットIntel C606を搭載する
「GA-X79S-UP5 WiFi」
。チップセットにより強化されたストレージ周りは、SATA3(6Gbps)×2、SATA2(3Gbps)×4、SAS(6Gbps)×8の計14ポートが使用可能。
さらにCPUは8コア/16スレッドモデルもラインナップされるXeon E5シリーズを正式にサポートするほかCore i7シリーズにも対応する。
豊富なストレージ周りのインターフェイス。X79ではできないSAS(6Gbps)×8のサポートを加え計14ポートが使用可能だ
取材/TEXT:GDM編集部 Tawashi
COMPUTEX TAIPEI 2012
http://www.computextaipei.com.tw/ja_JP/index.html
GIGABYTE TECHNOLOGY
http://www.gigabyte.jp/
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[COMPUTEX] アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2012」記事インデックス
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/computex_index.html
■
[COMPUTEX TAIPEI 2011] アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2011」記事インデックス(2011/6/4)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201106/01_04.html
■
[COMPUTEX TAIPEI 2010] アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2010」記事インデックス(2010/6/5)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201006/computex_index.html
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