エルミタージュ秋葉原 [エルミタ取材班] 気になるアイテムは見つかった？自作のチョット先を見に行ける、「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」レポート

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[エルミタ取材班] 気になるアイテムは見つかった？自作のチョット先を見に行ける、「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」レポート
2012年6月24日 3:40 更新	2012年6月23日エルミタ取材班

■SAPPHIREブースでは6GBメモリ搭載の新型「VAPOR-X」がお目見え

SAPPHIREブースでは6GBメモリを搭載する「VAPOR-X」シリーズのRadeon HD 7970がお出迎え。ただし先日「Radeon HD 7970 GHz Edition」が発表されたこともあり、まだ最終的な仕様は未確定とのこと

背面に強化基板を実装する“強”オーバークロック仕様のグラフィックスカードだ。PCI-Express補助電源は8pin×2構成となる。早く仕様が明らかになってくれないものか

こちらはRadeon HD 7750のロープロファイル仕様の製品。1スロット仕様のクーラーを搭載し、出力インターフェイスはDVI-I、miniHDMI、mini DisplayPortの3系統を備える

隣接するZALMANブースでは7月に発売予定とされる「CNPS14X」を見ることができた。中央の冷却ファンのほか、両サイドにファンを増設する3連装仕様にパワーアップできる

こちらはグラフィックスカード固定用の「VGA Guide Provided」というバーを備える「MS800」。ZALMANもイチオシのミドルタワーケースだ

「Z9 Plus」の後継と目される「Z5」シリーズも展示されている。中段のシャドウベイを省略し、長モノグラフィックスカードも楽々搭載できる

■あのIn Winの“イロモノ”コンセプトケースが店頭にやってくる！？

　In Winブースでは、個人的にも気になっていたオープンフレームタイプのPCケース「H-Frame」に遭遇。なんと8月前後に実際に発売される予定とのことで、価格は40,000円半ばほどを想定しているらしい。世界中でも200台あまりの限定生産になるのでは、という担当者の話もあり、気になる人は逃さず入手したいところ。

In Winブースに設置される一際スタイリッシュなATXケース「H-Frame」。実用性はどうあれ、かなりヴィヴィッドな存在であるのは間違いない

サイドには内部が見えるアクリルパネルで、それ以外はアルミ製のフレームを採用する。こうしたギミックは“魅せる”系のケースでは必須ということだろうか

■「R.O.G.」ブランドの新マザーを並べるASUSブース

ゲーミング仕様のマザーボードを強くアピールしていたASUSブース。メインストリートの“十字路”という好立地に居を構える

Thunderbolt搭載の「P8Z77-V PREMIUM」。ASUS製品では珍しく、マザーボード上にmSATAスロットをオンボードする

OCに特化した「Maximus V Extreme」。独自の電源回路「Extreme Engine DIGI+ II」を搭載するほか、グラフィックスカードの電圧設定を行う「VGA Hotwire」や、高品質な温度センサー「SubZero Sense」など豊富なハードウェア機能が特徴

電源部の冷却に水冷システムを使用できる「Maximus V Formula」も展示されていた。通常のパッシブヒートシンクに比べ25％冷却性能が向上するとされ、高負荷時でも安定した動作を実現する

■GIGABYTEのアップグレードした高品質規格「Ultra Durable 5」マザーを見に行こう

　GIGABYTEは「COMPUTEX TAIPEI 2012」において、独自の品質規格「Ultra Durable」の最新版となる「Ultra Durable 5」を発表した。今回のイベントにも同規格に準拠する高品質マザーボードがそのまま持ち込まれている。

新規格「Ultra Durable 5」準拠のマザーボードが並んだGIGABYTEブース。従来の「Ultra Durable 4」に加え、「Driver IC」「High side MOSFET」「Low side MOSFET」を1パッケージに統合したICチップ「IR3550」を採用するのが大きな特徴

サーバー/ワークステーション向けのチップセットIntel C606を搭載するLGA2011対応ATXマザーボード「GA-X79S-UP5 WiFi」。ストレージが大幅に強化され、最大SATA3（6Gbps）×2、SATA2（3Gbps）×4、SAS（6Gbps）×8の計14ポートが使用できる。Core i7シリーズのほか、サーバー用CPUXeon E5シリーズも正式サポート

Intel X79 Express搭載の「Ultra Durable 5」準拠メインストリームモデルとなる「GA-X79-UP4」。4-Wayのマルチグラフィックスに対応するほか、8基のメモリスロットを備える

Intel Z77 Express搭載のフラッグシップモデル「GA-Z77X-UP7」。32フェーズもの圧倒的な電源フェーズを備え、オーバークロック時の安定性は極めて高い。ちなみにフォームファクタはE-ATX

Intel Z77 Express搭載マザーボードのハイエンドモデル「GA-Z77X-UP5 TH」。Thunderboltポートを2基備えるほか、内蔵GPUを組み合わせた3画面出力に対応する

隣接ブースには、GIGABYTEの正規代理店CFD販売株式会社が取り扱う玄人志向のブースが用意されている。こちらではHDDの使用量をLEDで10段階に表示できるというHDDケース「GW3.5TR10-SUP3」が展示中。発売時期は8月から9月頃で、価格は4,000～5,000円ほど

■大注目の“Vapor Chamber”クーラーや大食らいのキューブケースを確かめる

　今回もCooler MasterやSilverStoneからは期待度の高そうなケースや冷却アイテムが多数出展されている。ここではそれらをまとめて画像でチェックしていこう。

Mini-ITXケースながら、ATX電源や長モノグラフィックスカードを楽に飲み込むパワフルキューブ「Elite 120」。8月から9月頃に発売予定で、価格は7,000～8,000円ほどとお手頃価格

サイドパネルやフロントパネルに吸音材を装着した静音志向のATXケース「Silencio 650」。「Silencio 550」の後継モデルにあたる製品で、ブートドライブを切り替えるスライドスイッチをトップに搭載している。発売は7月の予定で、想定売価は15,000円ほど

こちらは世界初となる“Vapor Chamber”（ベイパー・チャンバー）採用のサイドフロー型CPUクーラー「TPC 812」。国内でも7月6日の発売がリリースされ、店頭で手にできるのももうすぐのこと。想定売価は9,000円前後

トップに180mmファンを搭載するSilverStone製の「SUGO SG09」。電源ユニットを本体全面に搭載するユニークな仕様。発売時期は9月頃で、価格は10,000円前後になるとのこと

■OCZのポータブルThunderbolt SSDもアキバに上陸

外周部に位置するOCZブースにはThunderbolt接続のSSDや「Agility 4」シリーズなど、話題の製品がさり気なく並べられていた

次世代インターフェイスThunderbolt対応の外付けSSD「LIGHTFOOT」。手のひらサイズで、側面にThunderbolt端子のみを備えるシンプルな仕様。コントローラには「Everest2」プラットフォームが採用され、最大転送速度は750MB/secを実現する

■10年前からやってきたデモ映像を最新技術で蘇らせたNVIDIA

会場最奥に大型ブースを構えていたNVIDIA。話題のタイトルのデモプレイが楽しめたほか、デモマシンの間には未発売モデルを含むNVIDIAチップのグラフィックスカードを見ることができた

ブース横ではNVIDIAが10年前に発表したテクノロジーデモ「DAWN」をリメイクした「A NEW DAWN」が流されていた。デモプレイにはGTX 680が使用され、格段にアップした表現力がアピールされる

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取材/TEXT：GDM編集部絵踏一

株式会社ユニットコム
http://event.unitcom.co.jp/

■［イベント] ユニットコム、ベルサール秋葉原で「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」を6月23日、24日開催（2012/06/11）
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/11_11.html
■［COMPUTEX] アジア最大級のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2012」記事インデックスページ
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201206/computex_index.html

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