Cooler Master製のフラッグシップPCケース「COSMOS II」を発売日と同時に購入した自他共に認めるハイエンドユーザーのフェイス秋葉原本店OBさん。そんなベテランスタッフをして、この夏コレオシならぬイチオシだというCPUクーラーがCooler Master「TPC 812」だ。
「コレね、この前のCOMPUTEX TAIPEI 2012で展示されていたときから気になっていたんですよ。そういえばベイパーチャンバーのCPUクーラーって今までなかったけど実際はどうなのかと。そこでメーカーさんからサンプル版を入手した後、すぐにデモ機を製作しました。個人的に興味があったというのも大きかったのですが、ユーザーも気になるだろうと思いまして。
動作検証の結果、、、冷えますね。これは売れるのではないでしょうか。結果はご覧の通りなんですが、えーと少し分かりずらいですね。すいません、後でもう少し分かり易く書き直しますが、青枠で囲んである数値が『TPC 812』を装着した時のものです。要はですね、リテールファンのオーバークロック時に90℃だったものが『TPC 812』装着時は62℃まで下がりましたということです。それで28℃以上も低下!と。デモ機仕様にファンをレッドLEDのデュアル仕様にしたりと一部製品版とは異なる点がありますが、そこは自作の世界ですからみなさんも楽しんでということで。
一応注意事項としては、環境によってはメモリスロットに干渉する恐れがあるかもってところでしょうか。そこも工夫次第ですが、ファンを搭載する位置など少し考えた方がよい場合もあるかもしれませんね。いずれにしてもCooler Master久々の本格派CPUクーラー『TPC 812』は、熱い(笑)Ivy Bridgeを冷やすには特にオススメです。もちろん他の環境でも抜群な冷却能力を発揮してくれるでしょう。今週6日(金)の発売なので、ここはひとつ導入を検討してみてはいかがでしょうか。」
そんなOBさんはもちろん購入するかと思いきや「いや、使っているPCケースが『COSMOS II』って言ったじゃないですか。当然、がっつり水冷構成ですよ。でも2台目用に空冷クーラー買うなら有力候補です」と、やっぱりハイエンドユーザーらしい答えが返ってきた。 |