CPUクーラーでは世界初“バーティカルベイパーチャンバー”を採用したCooler Master製サイドフロー型CPUクーラー「TPC 812」の発売が本日よりスタートした。実勢価格は9,000円前後。
■空冷最強の呼び声も高い“バーティカルベイパーチャンバー”搭載CPUクーラー
“バーティカルベイパーチャンバー”はヒートパイプに比べ、放熱フィンと接触する面積が広く、放熱フィン内を通る空気抵抗も少ないことから、一般的なサイドフロータイプを超える高い冷却性能を実現。「COMPUTEX TAIPEI 2012」発表時から大きな注目を集めていた。なお気になる性能についてはエルミタ的「一点突破」 CPUクーラー編 Vol.26 Cooler Master 「TPC 812」検証にて詳細レビューをお届けしているため、あわせて参照していただきたい。
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ブラックとシルバーに彩られた美しいパッケージ。ヒートシンクにはφ6mmヒートパイプ6本とCPUクーラー初の“バーティカルベイパーチャンバー”を搭載する |
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価格は9,000円前後と安くはないが、空冷最強クラスの性能を考えれば納得だ |
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搭載ファンは120×120×25mmのPWMタイプで、回転数は600〜2,400rpm±10%、風量は19.17〜86.15CFM±10%、騒音値は19〜40dBA。
外形寸法は、W138×D103×H163mm、重量約978g(ヒートシンク826g/ファン152g)。放熱フィン素材はアルミニウム、受熱ベースは銅製で、2枚のバーティカルベイパーチャンバーと、φ6mmのヒートパイプを6本搭載する。
対応ソケットは、Intel LGA2011/1366/1156/1155/775、AMD Socket FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。 |