■Vol.275 なぞのみせ 背の高い店員Mさん
UZONE「F8 至尊版」
売価税込21,480円 |
本日のコレオシに登場するショップは、珍しく店名不肖のなぞのみせ。タブレット製品を担当する背の高い店員Mさん曰く、「サポート面で難しい商品が多いからね」という理由からの匿名出演だ。ただし秋葉原でも海外製タブレットの新モデルがいち早く入荷するというこのお店、写真からなんとなく見当のつく人もいるかもしれない。
それはさておき、同氏がオシてくれるのはこの間入荷したばかりの9.7型タブレットUZONE「F8 至尊版」。もはや安さだけでなく性能や工作精度も格段にアップしたという中華タブレットの新モデルだ。
「えーと、諸々写ってないですよね。まぁ背景から一発バレな気もするんですが、その辺りは察してやってください。タブレット以外にも計測器なんかを扱っている“なぞのみせ”、ということで。特に私が担当している海外製タブレットは保証面でデリケートなことが多くて、単純にコレがオススメ!とか気軽に言えないのが厄介なところなんです。技適云々とかマーケットアプリのライセンスだとか、色々グレーな部分には店頭でもコメントできなかったりするんですよ。
さておき、覆面店員の私が(こっそり)オススメしたいのが、入荷したばかりの『F8 至尊版』。中国UZONEの製品で、至尊版っていうのは中国語で“エクストリームエディション”という意味合いですね。まぁ最上位モデルみたいなものです。さすがにスペックはなかなか優秀で、メインチップにデュアルコアCPUとクアッドコアGPUを組み合わせたRockchip「RK3066」を採用しています。動画再生機能が高いのでTSファイルのストリーミング配信も問題なくこなせますし、ブラウザのフラッシュ表示もスゴく速い。全体的な動作も最近のメジャーブランド製品がよく採用する「Tegra 3」に匹敵するほどで、特に代々のTegra系が苦手にしている動画面ではこちらの方が優秀と言えます。これまで7インチサイズの物しか持ってなかった私ですが、今大きめのサイズで買うならコレかなぁ、なんて考えてますね。
それと最近の所謂“中華タブレット”と言われる製品は工作精度がかなり向上しています。この『F8 至尊版』も背面にアルミ製シェルを採用していてちょっとオシャレ、かつ高級感がありますよね。その他の部分にも怪しいところは一切なし。向こうは個別のチェックが甘いので、昔は持つとたわんだり、ひどい時にはベコッと凹んだりとか(苦笑)そんな冗談みたいな製品が結構あったんです。
その辺の悪いイメージはもうないということで、興味がある方は一度試してみてもいいと思います。海外製品なので保証が短いのが難点ですが、iPadとかのメジャーな製品に比べて半分くらいのお値段で買えてしまうのは魅力的ですね。保証がどうしても気になるという人向けには無難な入門モデルもあったりするので、店頭で聞いていただければ色々と(答えられる範囲で)オススメさせてもらいましょう。もっとも、どこにあるのかは秘密ですよ。」 |