東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区)は2012年8月8日、3Uサイズのコンパクト筐体で100万IOPSの高性能を実現したフラッシュアレイストレージ「Violin 6000」シリーズを発表した。
■最大32TBの大容量なフラッシュアレイストレージ
3Uサイズのコンパクト筐体ながら、最大100万IOPSの高性能を実現したフラッシュアレイストレージの新製品。クラウドサーバーや大規模なデータベースサーバー向けの高速ストレージで、リレーショナルデータベースを使ったバッチ実行処理では、ディスクストレージの10倍のパフォーマンスを実現。さらに大幅な省電力化も可能となる。
物理容量16TB(実行容量7.8TB)「モデル6616」と32TB(実効容量20.8TB)「モデル6232」の2モデルがラインナップされ、NANDフラッシュは16TBモデルが東芝製SLCタイプ、32TBモデルが東芝製MLCタイプをそれぞれ搭載。またコントローラ、電源、ファンなどの主要モジュールを2重化構成とし、独自のRAID技術を採用することで信頼性も確保した。
サーバーとの接続にはPCI-Express、もしくはFiber Channelを使用し、直接接続以外に共有ストレージにも利用可能。主なスペックは16TBモデルが最高100万IOPS、帯域が4GB/sec、32TBモデルが最高50万IOPS、帯域が2GB/sec。対応OSはLinux、Windows、Solaris。 |