ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2012年8月16日、6フェーズデジタル電源回路と高耐久コンポーネントを搭載したGeForce GTX 660Tiグラフィックスカード「GTX660 TI-DC2」シリーズ3機種について、国内市場での販売開始を発表した。
■最高レベルの冷却性能と静音動作を実現した「DirectCU II」採用
ASUSTeKから、ヒートパイプをGPUに密着させた高冷却クーラー「DirectCU II」採用GeForce GTX 660Ti搭載グラフィックスカード「GTX660 TI-DC2」シリーズ3機種が発表された。電源回路はデジタル制御の6フェーズ構成で、コンポーネントにはオリジナル素材を使用する高品質な「Super Alloy Power」を採用することで、安定性を向上させた。
3機種の違いは動作クロックで最上位モデル「GTX660 TI-DC2T-2GD5」はコアベースクロック1,059MHz(リファレンス915MHz)、ブーストクロック1,137MHz(リファレンス980MHz)。ミドルレンジモデル「GTX660 TI-DC2O-2GD5」はコアベースクロック967MHz(リファレンス915MHz)、ブーストクロック1,058MHz(リファレンス980MHz)、メインストリームモデル「GTX660 TI-DC2-2GD5」はコアベースクロック915MHz、ブーストクロック980MHzに設定されている。
外部ディスプレイ出力はDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1で4画面出力をサポート。対応バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)。なおすべてのモデルにGPU-ZベースのTweakツール「GPU Tweak」が付属され、独自チューニングに対応する。
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