ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2012年8月17日、12フェーズデジタル電源回路と高品質コンポーネント「Super Alloy Power」を採用した、Radeon HD 7950グラフィックスカード「HD7950-DC2T-3GD5-V2」について、日本市場向け取り扱い開始を発表した。市場想定売価は39,000円前後で、発売日は17日に設定されている。
■デジタル電源回路と高品質コンポーネントで高負荷時の安定性向上
ASUSTeK製マザーボードで高評価を受けてきたデジタル電源回路「DIGI+VRM」を12フェーズ構成で搭載した、Radeon HD 7950グラフィックスカードの新製品。一般的な電源回路と比べて電流ノイズが30%低減され、高負荷時でも安定動作が可能。
コンポーネントは「Super Alloy Power」仕様で、最高35℃の低温化を実現するチョークコイル「Super Alloy Choke」、最高2.5倍の長寿命化を実現するコンデンサ「Super Alloy Capacitor」、対応電圧を30%拡大するMOSFET「Super Alloy MOS」、オーバークロック時の安定性を最高28%向上するGPU用コンデンサ「SAP CAP」が採用される。
主なスペックはコアクロック800MHz、メモリクロック5,000MHz、メモリバス幅384bitでGDDR5 3GBメモリを実装。VGAクーラーはコアに直接ヒートパイプを密着させる「DirectCU II」クーラーで、GPU-ZベースのTweakツール「GPU Tweak」によるオーバークロックに対応する。
外部インターフェイスはDVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1。PCI-Express補助電源は6pin×2で、対応バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)。
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