GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)は2012年8月27日(現地時間)、「Ultra Durable 5」に準拠したIntel Z77 Express搭載フラグシップモデル「Z77X-UP7」を発表した。
■「Ultra Durable 5」に準拠したZ77マザーボードフラグシップモデル
32(CPU)+3(メモリ)+2(VTT)フェーズ構成の電源回路を備えた、オーバークロック向けマザーボード「Z77X-UP7」がGIGABYTEより発表された。独自品質基準「Ultra Durable 5」に準拠し、超高効率ICチップ「R3550 PowIRstage」を採用。1フェーズあたり60W、回路全体で約2,000Wの電源供給が可能で、GIGABYTEによればCore i7-3770Kの世界記録7,102GHzを達成したという。
基板上にはBCLKを0.3MHz単位で変更可能にする「OC-Gearボタン」、BCLKやCPU倍率をリアルタイムに変更する「OC-Touch」、ポスト状態を表示する「Debug Display」、使用するBIOS ROMを変更する「BIOS Selector」など多彩なオーバークロック向け機能を実装。冷却用ヒートシンクも新設計の超薄型フィンモデルへと変更され、オーバークロックによる発熱を強力に冷却する。
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×5、PCI-Express2.0(x1)×2で、PLX製ブリッジチップ「PEX8747」により、4Wayのマルチグラフィックスをサポート。さらにシングルカード時に最高のパフォーマンスを発揮できるよう、CPU直結のPCI-Express3.0(x16)スロットも用意される。
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