数あるPCパーツの中でも相変わらず熱い“SSD”。そんな中、2010年度の第1四半期には2つの大きなトピックがあった。
ひとつは今後主流になるであろう次世代規格SATA 6Gbpsインターフェイスの登場。そしてもうひとつは2009年にSSD業界を席巻したINDILINX社製に代わる主役コントローラーと目されている
SandForce社製「SF-1x00」搭載モデルの登場だ。
開発が遅れていると噂されるINDILINXを引き離しに掛かるSandForceは、既にSSDベンダー各社ロードマップを見る限り、採用モデルが続々と控えており、6月に開催されるCOMPUTEXの会場では多くのブースでSandForceチップを見ることができるだろう。
なおこれまで国内市場では上位チップ
「SF-1500」搭載の
PhotoFast「G-Monster2 SFV1」(2010年1月リリース)と、下位チップ
「SF-1200」搭載の
Mach Xtreme「MX-DSシリーズ」(2010年3月リリース)の発売が確認されており、いずれも「エルミタ的速攻撮って出し」でテストを行っている。
そのテスト結果により、前評判通りのポテンシャルを秘めたコントローラーチップである事を知った訳だが、今回はそんなSandForce SF-1200搭載2.5インチSSDの内、国内第2弾となる、
CORSAIR「CSSD-F200GB2-BRKT」を国内正規代理店である株式会社リンクスインターナショナルの協力によりいち早く借り受ける機会を得たため、再度その能力を検証したいと思う。
このモデルは、CORSAIRの「Forceシリーズ」に属し、メーカーサイトでは100GBモデル
「CSSD-F100GB2-BRKT」と今回テストする200GBモデル
「CSSD-F200GB2-BRKT」の2製品が発表されているもので、国内では200GBモデルからの投入となっている。