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エルミタ的一点突破 SSD編 Vol.5
CORSAIR 「Accelerator」シリーズ検証 |
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2012年5月21日 10:35
TEXT:GDM編集部 池西 樹 |
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Intel Z68 Expressで実装された「Intel Smart Response Technology」(以下:IRST)以降、SSDをHDDキャッシュに使用する”キャッシュソリューション”製品の動きが活発になっている。実際、比較的安価に大容量かつ高速なストレージ環境を構築できることから注目をしているユーザーも多いことだろう。
そこで今回の「エルミタ的一点突破 SSD編」ではCORSAIR「Accelerator」シリーズの60GBモデル「CSSD-C60GB」を取り上げる。サードパーティから登場したキャッシュソリューションの気になる実力をチェックしていくことにしよう。 |
|HDDキャッシュソリューションCORSAIR「Accelerator」シリーズ
CORSAIR「Accelerator」シリーズは、SSDとキャッシュソフトウェアからなるHDDキャッシュソリューション製品。SSDにはキャッシュ向けのSATA2.0(3Gbps)対応モデルを採用し、容量は30GB、45GB、60GBの3モデルがラインナップされる。なお搭載コントローラやMLC NANDフラッシュについては特に言及されていない。
ソフトウェアにはCORSAIR向けにチューンされたNVELO「Dataplex」を採用。頻繁にアクセスするデータをSSDへ、アクセス頻度の低いデータをHDDへ自動的に配置することで、ストレージ性能を大幅に向上することができる。
またIRSTや新規にSSDを導入する場合、BIOSの設定や場合によってはOSの再インストールが必要になるが、CORSAIR「Accelerator」シリーズでは、SSDをPCに接続してソフトウェアをインストールするだけで使用可能。その後の作業はすべて自動で行われるため、既存環境を生かしつつ高速化したいというユーザーには最適の製品といえる。
ちなみに「Dataplex」はパッケージに同梱されておらず、CORSAIRの製品ホームページからダウンロードする必要がある点には注意してほしい。
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CORSAIR「Accelerator」シリーズ。容量は30GB、45GB、60GBの3モデルがラインナップされる |
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