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データサイズ50MB時の4KQDスコア(IOPS) |
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シーケンシャルアクセスを確認すると、圧縮率の高い「0x00」や「0xFF」データでは読込、書込とも500MB/sec前後で、公称値には届かないものの十分高速なスコア。一方「ランダム」データは、読込最大380MB/sec、書込最大300MB/secで、最近のSandForce「SF-2281」搭載製品と比較してもやや不満の残るスコア。一方、書込は128GBモデルとしては、最高クラスの性能を実現している。
次にランダムアクセスを確認すると、4Kは読込最大30MB/sec、書込80MB/sec。4K QD32は読込最大約315MB/sec、書込最大340MB/secを計測。IOPSに換算するとそれぞれ約77,000 IOPSと約83,000 IOPSで、いずれも公称値を大きく上回り、2.5インチSSDでは最高クラスの性能を発揮する。
|「HD Tune Pro 4.60」ベンチマークテスト
次に「HD Tune Pro 4.60」を使い、より詳細な性能と傾向をチェックしていくことにしよう。
Benchmark Readは、300MB/sec前後とやや低めながら全領域でほとんどブレが無く安定したスコアを計測。さらに、これまでSandForce「SF-2281」製品で不安定な傾向を示していたWriteでも、370MB/sec前後でフラットなグラフで、オリジナルファームウェアによって安定性は大幅に改善されているようだ。
次にRandom Accessを確認すると、Readが最大15,000 IOPS、Writeが最大23,000 IOPSでNCQの効かないランダムアクセスでも十分なパフォーマンスを発揮する。またFile Benchmarkでは、Readで500MB/secオーバー、Writeでも500MB/secに迫るスコアを計測し「CrystalDiskMark 3.0.1c」と同様、公称値に近い性能を実現している。 |