|長期ロードテストPCのレギュレーション紹介
クリーン状態でのパフォーマンスを確認したところで、今回長期ロードテストを行うPCについて紹介しておこう。ちなみに今回は筆者と共にPLEXTORブランドSSDの国内正規代理店であるリンクスインターナショナルの広報担当・阪口氏にも協力を頂き、使用アプリケーションや作業内容の異なる2台のPCで性能がどのように変化するのかチェックしていく。
■エルミタ編集部(筆者メインPC)
まず筆者のメインPCは、Core i7-2600KとIntel Z68 Expressを採用したSandy Bridge世代の一般的な構成。普段の作業はテキストライティング、簡単な画像加工のほかWebブラウジングとメールが中心のため、それほど重い処理を行うことはない。主に使用するアプリケーションもテキストエディタやWebブラウザが中心で画像処理ソフトはWindows OS標準のペイントかGIMPをたまに使う程度だ。
また環境の移行はシステムの調子が悪かったこともあり、クローン作成ではなくOSのクリーンインストールを行い、システムを再構築している。そしてこれまでは起動用HDDとデータ用HDDを完全に分けていたが、SSDのパフォーマンスを十分に享受するため作業中のデータはすべてSSDに保存。終わったものから随時HDDへ移動していくよう運用方法も見直した。
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筆者が普段使っているメインPC。検証ではSSDに触れる機会が多いのだが、メインPCではSSDを使うのはこれが初めて |
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環境構築とデータ移行が終了した直後のSSD使用状況。256GBの大容量SSDのためまだまだ余裕がある状態だ |
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環境構築直後の「CrystalDiskInfo 5.0.0」。ベンチマークテストを行ったため電源投入回数はやや多め |
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|リンクスインターナショナル(阪口氏メインPC)
続いて阪口氏のメインPCを紹介していこう。こちらはCore i7-2600KとIntel P67 Expressの構成で、奇しくも筆者と同じSandy Bridge世代のシステム。また広報担当という役職柄、Adobe系ソフトウェアを多用した画像加工やPowerPointのスライド作成など、比較的重い作業が多くなるだろう。長期使用において、この作業の違いがどのように影響してくるのか気になるところ。
なお阪口氏の環境移行は「PX-256M3P」に付属のAcronis True Imageを使用したクローン作成で行なっている。ちなみに環境構築後の感想を聞くと”起動、再起動、Adobe系のファイル読み込みなどは劇的に高速化された!”とのこと。
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今回検証に協力していただくリンクスインターナショナル阪口氏 |
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SSDへの換装、および環境構築はすべて阪口氏に行なっていただいた |
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環境構築直後のSSD使用状況を確認すると、すでに半分を超える126GBが使用済み |
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環境構築後の「CrystalDiskInfo 5.0.0」。まだまだクリーンな状態エラーなども一切ない |
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