2017.08.22 00:00 更新
2017.08.22 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。今回は、7月半ばから8月にかけて入荷した注目度TOP 3のアツい端末を担当バイヤーの林さんにチョイスしてもらおう。
新しいiPhoneももうすぐ登場というタイミングなので、ここしばらくは海外端末のリリースも落ち着いたものでした。そんな中でもいくつか注目のモデルが入荷しておりまして、この「LG G6 +」もその一つ。お店でも長く人気になっている「LG G6」の強化版で、基本性能はそのままにストレージが倍の128GBになりました。
「LG G6」と同じく、アスペクト比18:9という細長いディスプレイを搭載しているのが特長ですね。5.7インチとファブレットサイズなのに、片手操作も楽々。スナドラ821に4GBメモリ、キレイな防水ボディにデュアルカメラと、スペックも悪くありません。値ごろ感が好感されていた「LG G6」に比べると初動がイマイチでしたが・・・今は6万円台まで値下がりしたおかげで、かなりお買い得になったと思います。これからに期待ですね。
続いては、私にとっても忘れられないスマホになってしまった(笑)、「Galaxy Note 7」の復刻モデル「Galaxy Note Fan Edition」です。爆発問題でケチがついてしまいましたが、「Galaxy Note 7」自体は完成度が高いスマホとして評判でした。そのおかげで、この“Fan Edition”が発表されたときも、かなりの問い合わせがあったんです。入荷すればたちまち完売、店頭の滞在時間はかなり短いモデルでしたね。
機能やスペックはほぼ「Galaxy Note 7」で、問題になったバッテリーはもちろん変更。「Galaxy S8」で追加されたアシスタント「Bixby」も追加されています。もっともそろそろ「Galaxy Note 8」が発表されるタイミングですから、もうコレが入荷することはないでしょう。長く「Note」シリーズを使っている私も、個人的に次回作には大いに期待しています。
そしてここ最近で一番の注目モデルといえば、Xiaomiの最新フラッグシップ「Mi 6」でしょう。Xiaomiが中国トップシェアを争っていたのはもう過去の話ですが、驚くほど激安高性能なスマホを作るスタンスは、今も健在です。4月に発表されたにも関わらず、海外でもものすごい品薄でして・・・おかげで入荷が8月までずれ込むことになりました。
とにかくスペックが高いスマホで、スナドラ835にメモリ6GB、ストレージもたっぷり128GBを積んでいます。これまで弱点と言われがちだったカメラも大幅に進化していまして、光学ズームもいけるデュアルカメラを載せてきました。最上位モデルで採用された、セラミックボディもキレイですよね。現状でほぼ完璧なスマホを挙げるとしたら、この「Mi 6」も間違いなく候補入りするでしょうね。
入荷したのが香港経由のグローバル版で、先行して出回っていた中国版に比べて使い勝手は段違いです。流通もある程度落ち着いてきましたから、もう長期の品切れもないでしょう。高いレベルでコスパのいい定番スマホとして、コンスタントに店頭に並ぶ予定です。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/