2018.01.27 11:00 更新
2018.01.27 取材
TSUKUMOブランドを展開する株式会社Project White(本社:群馬県高崎市)は2018年1月26日(金)、「ツクモ新橋店」をオープンした。場所はJR新橋駅の日比谷口を出て目の前。ヤマダ電機のLABI新橋5階・6階に誕生した、新店舗をチェックしておこう。
現場スタッフでさえ「驚いた」と言う、新橋ツクモの復活。年末に“完全閉店”と告知されながら、「新橋 ツクモデジタル.ライフ館」が移転する形で、新たに営業を再開したのが「ツクモ新橋店」だ。新店舗の所在地は、JR新橋駅の日比谷口。新橋の待ち合わせ場所としてもメジャーなSL広場を通り抜けてすぐのところにある。
TVのサラリーマン街頭インタビューでもお馴染み。「SL広場」を挟んですぐの好立地にある「ツクモ新橋店」 |
全フロアが“ツクモ”だった「ツクモデジタル.ライフ館」とは異なり、「ツクモ新橋店」は「ヤマダ電機 LABI新橋」の5階・6階にオープン。自作PCパーツやゲーミングデバイス、周辺機器を揃える5階と、PC本体やプリンター、サポートを行う6階の2フロアで構成されている。
広大なフロアを贅沢に使った“ヤマダ”風の陳列は、「ツクモ池袋店」や「ツクモデジタル.ライフ館」と同様。什器間の通路も広く、ゆったりと買い物ができる。
各フロアは非常に広くPC関連の製品ならほぼ網羅されている |
フロア長の小泉氏によると、CPUやメモリ、HDDといった基幹パーツはアキバ並みの品揃え。一方でマザーボードやグラフィックスカード、PCケース、電源ユニット等のパーツ類は「売れ筋を中心に厳選した」とのこと。
CPUはAMD、Intelともに主要モデルが購入可能。もちろん価格はアキバ同等 |
マザーボードは現行製品を中心に各メーカーの人気モデルが揃う |
アキバでは極端な品薄となっているグラフィックスカード。掘り出しモノが見つかるかもしれない | PCケースはFractal Design「Define R5」やThermaltake「Versa H26」など人気どころを抑えたラインナップ |
ちなみにオフィス街を抱える新橋という土地柄もあり、客層は秋葉原に比べやや勝手が違うようだ。10時の開店と同時に来店する人の多くは、USBメモリやマウス等の実用品を購入していくという。PCパーツの入荷タイミングは秋葉原地区とほぼ変わらないだけに、入荷数が少ない人気パーツが購入できる、意外な「穴場」かもしれない。
電源ユニットはSeasonicやCORSAIR、Antec、Cooler Masterなど。最近流行のRGB系ファンの取り扱いも確認 |
ゲーミングデバイスはキーボードからヘッドセットまで。液晶ディスプレイも多数の製品が展示販売されていた |
6階ではeX.computer/G-GEARブランドのBTO PCをはじめメーカー製PCやタブレットを取り扱う |
1月26日(金)にグランドオープンしたツクモ新橋店だが、特価品をはじめとした最新情報はこちらのWEBでチェックできる。アキバに負けずお買い得な特価品も用意されているので、出掛ける際には事前確認が必須だ。
フロア長を務めるのは、ツクモDOS/Vパソコン館やツクモ池袋店を担当したベテランスタッフの小泉氏は「今後もお客様の動きを見ながら、どのような製品が求められているのか。ニーズに応えられる品揃えを目指していきたい」と抱負を語る |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
株式会社Project White(ツクモ): http://www.tsukumo.co.jp/
ツクモ新橋店: https://tenpo.tsukumo.co.jp/stores/view/shimbashi