2018.03.27 19:32 更新
2018.03.27 取材
4つのキャビンにパーツを分散配置する、Deepcoolの最新ケース「Quadstellar」のサンプルがドスパラ秋葉原本店に入荷している。発売が迫った注目の大型ケース、一足先にチェックしておこう。
Deepcoolの独創的ケース「Quadstellar」が店頭一番乗り。実機はさることながら、ハコからしてかなりの大きさだ |
独特な冷却コンセプトと圧倒的な拡張性を誇る、Deepcoolのキャビンケース最新作「Quadstellar」がアキバ店頭に登場した。「COMPUTEX TAIPEI 2017」でのお披露目では昨年8月にも発売予定とアナウンスされていたが、予定が遅れ正式リリースは今年1月に。そしてようやく、近日中に国内向け販売がスタートすることになった。
これからデモ機の組み込みを開始。「COMPUTEX」での初披露からもうすぐ10ヶ月、当初の発売予定からだいぶ遅れての登場となった |
4つのキャビンに搭載パーツを分散配置する設計。冷却が最適化され、搭載能力も余裕たっぷりに |
グラフィックスカードやストレージ用など、各キャビンはしっかり役割分担されている |
最大の特徴は、各種構成パーツを4つの「キャビン」と呼ばれる区画に分けて搭載する、ユニークな構造。キャビンが拡張されたことで、3キャビンだった先代の「Tristellar」からさらに余裕が生まれ、中央のマザーボードキャビンにはE-ATXサイズの大型マザーボードが搭載可能になった。
また、最大13台のストレージや最長380mmのグラフィックスカード、最大9基の120mmファンに対応するなど、優れた拡張性を獲得。ケース内温度に連動し、フロントの4つのハッチが自動開閉する“ベント”機能も備えている。
フロントハッチは温度に連動して自動開閉するほか、RGBイルミネーションも搭載。ライティング設定はスマホから制御できるようだ |
なお、気になる予価は税込41,980円で、近日中に発売が開始される。入荷したドスパラ秋葉原本店では、今週中にも展示デモを行う予定という。
展示中の旧「Tristellar」に比べても、さらに大きくなった感のある「Quadstellar」。ちなみ同店店員によると、「デモ用の環境は、これから『Tristellar』から剥がします」とのこと |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ドスパラ秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/dos-akiba/