2018.04.13 07:53 更新
2018.04.09 取材
会場内には多数の未発売PCケースも披露された。Cooler Masterが得意とするカテゴリのひとつだが、ミドルレンジからメインストリーム向けの製品まで一堂に展示。夏から年末にかけて発売が予定されているニューモデルは、自作PC市場の活性化を大いに予感させる秀作が揃う。
直近で販売が予定されているのが、ASUSの高耐久ゲーミングマザーボード「TUF GAMING」シリーズのコラボレーションモデル「MB500 Gaming Edtion」だ。ASUSとの共同開発品という位置付けで、フロントパネルとサイドパネルの一部には「TUF GAMING」シリーズのデザインを採用。テーマを同一にすることで、トータルコーディネートが容易にできる点が最大のアピールポイント。さらに魅力を際立たせるコラボCPUクーラー「MasterAir MA620P」、コラボ電源ユニット「MasterWatt TUF GAMING EDITION」も用意され、搭載デモ機の存在がひときわ目を引いた。
「MasterBox MB500 Gaming Edtion」(5月末発売予定/価格未定)。フロントに2基リアに1基の120mm口径RGBファンを標準搭載。ラインナップにはノーマル版の「MasterBox MB500」も用意される |
ASUS「TUF GAMING」シリーズのデザインがアクセントのサイドパネルは4mm厚の強化ガラス製。360mmラジエターや400mmまでのグラフィックスカードが搭載できる |
120mm口径のRGBファン2基を標準装備するMicroATX対応ゲーミングPCケース「MasterBox Q300P」。サイドパネルはアクリル製で、ボディの移動時に便利な表面がラバー製のハンドルが外観上の特徴。発売は6月頃で予価は約10,000円 |
残念ながら実機はなかった「MasterBox Q300L」。特許を取得したMAGNETIC DUSTFILTERSは、フロントとトップの2面に装備。外観デザインを重視した防塵フィルターが特徴。他にフロント寄り左サイドのアクセスポート&スイッチユニットは、ポジションの変更ができる仕組み |
フロントパネルデザインがカーボン調のミドルタワー「MasterBox 510L」。メッシュやアクリルなど、採用素材の違いでほかに3モデルが予定されている。発売は年内予定 |
「スポーツカーを意識した」とされる吸気口は、フロントパネルの両側面とボトム部に設けられている |
フロントおよびサイドパネルに3次元カット(Three Dimensional)デザインが施されたミドルタワー「MasterBox TD500 RGB」(上)は発売は年内予定。 強化ガラス製サイドパネル仕様のミドルタワー「MasterBox K500L RGB」(左)は、フロントに通気性を重心したメッシュパネルを採用。発売は年内を予定 |
ビジネス用途にも向くシンプルな外観が特徴の「MasterBox E300L」(MicroATX)は7月頃の発売を予定 | 入門機としても向く「MasterBox E500L」(ATX)のフロント部には5.25インチオープンベイを隠す上下スライド式のカバーを装備。発売は7月頃を予定 |
こちらは開発中の1.07リットルサイズMini-ITXケース。第8世代Coreプロセッサのファンレス搭載も視野に、工場や医療現場での稼働が想定されている |