2018.04.13 07:53 更新
2018.04.09 取材
参考出展ながら注目を集めていたのが「MS600L」だ。トップからフロントまでは継ぎ目の無い一枚成型を採用。アルミ風の仕上がりだが、実際にはスチール素材が採用されている。
前面からスイッチおよびアクセスポートを廃したシンプルなデザインは好印象。居合わせたPCパーツ店員も「この手のPCケースは値段次第でよく売れる」と話す。製品化が待たれる1台として今後のアナウンスに期待しよう。
フロント寄りトップパネルに整列するアクセスポート類。中央はPowerスイッチで、Cooler Masterのロゴを形取った六角形デザインが採用されている |
さらに参考出品として会場の片隅に設置されていたのは、”鋭意開発中”とのウワサがある「CM 690 III」改良バージョン。これまで何度も生産終了が検討されているものの、未だ継続の声が多く、勇退のタイミングを幾度となく延長。これを受け、最近のトレンドを取り入れた”発展型モデル”の発売が検討されているという。
「超」がつくロングセラー「CM 690 III」。根強い人気に押し切られ、幾度となく生産終了を回避。改良版とされるモデルは年内発売を目指しているとのこと |
基本設計はそのままにフロントの一部をカーボン調デザインに。I/OパネルにはUSB 3.1 Type-Cポートが追加予定だ |