2018.04.13 07:53 更新
2018.04.09 取材
「COMPUTEX TAIPEI 2015」での発表以降、長らく音沙汰がなかったDIY水冷がついに製品化されるようだ。
その記念すべき第1弾は、ウォーターブロックやラジエター、ポンプ一体型リザーバーなど水冷システム構築に必要な基本パーツ一式が揃うオールインワンキット「MasterLiquid Maker 240」が投入される。
気になる発売時期だが、早ければ今年の夏頃を想定。ただし初回は数量限定になるという。将来的には各パーツの単品販売も行うとしており、Cooler Masterが本格水冷市場を賑わす日はそう遠くないだろう。
オールインワンDIY水冷キット「MasterLiquid Maker 240」は、外径16mm/内径10mmのソフトチューブや純銅製のウォーターブロック、120mm口径のRGBファン×2など必要なパーツがセットになっている |
アルミフレーム+銅製ラジエター。外形寸法がL280×W124×H29.2mmで、厚み以外はオールインワン水冷ユニットで採用されているものと同じ |
G 1/4対応のフィッテイングは6個付属。クーラント液はレッドがチョイスされていた |
好評取り扱い中のオールインワン水冷ユニットも新製品が予定。120mm口径のRGBファンを2基搭載した240mmラジエターモデル「MasterLiquid ML240R S. RGB」と120mm口径のRGBファンを1基搭載した120mmラジエターモデル「MasterLiquid ML120R S. RGB」だ。いずれも、内蔵する温度センサーによりRGBエフェクトを変化させる「Smart RGB」対応製品になる。
Aluminium Dual ChamberデザインのRGBポンプ。ラジエターの側面にはSmart RGB対応のLEDストリップが搭載される |
村田製作所製造が話題となった「MasterWatt Maker 1200 MIJ」。そのバリエーションで80PLUS TITANIUM認証を取得したハイエンド電源ユニット「MasterWatt Maker 1500W」は年内発売に向けて準備中。さらに80PLUS GOLD認証モデル「MasterWatt V」シリーズ、コストパフォーマンスを重視した「MWE」シリーズなども6月~7月にかけて発売予定だ。
Cooler Master製電源のハイエンドシーリーズ「MasterWatt Maker 1500W」 | 10年保証が提供される80PLUS GOLD電源「MasterWatt V」シリーズは夏にも店頭に並ぶ |
「TUF GAMING」シリーズとのコラボレーション3部作。ケース、CPUクーラーに続き「MasterWatt TUF GAMING EDITION」が準備中。負荷率15%以下では冷却ファンが停止するセミファンレス仕様の80PLUS Bronze電源。6月発売がほぼ確定している |
参考出展されていたCHERRY MX赤軸採用のゲーミングキーボード「MasterKeys MK850」 |
スポンジ状で柔らかいリストレスト「WR530」シリーズ(参考出展) | 防水仕様の布製マウスパッド「MP510」シリーズ(参考出展) |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Cooler Master Technology Inc.: http://www.coolermaster.co.jp/