2018.04.16 00:00 更新
2018.04.16 取材
今月3日から販売がスタートした第8世代Coreプロセッサの新モデル。ドスパラ秋葉原本店では、新人スタッフの福嶌さんがIntel製CPUを使った「最安PC」の自作に挑戦。レジ前で完成したPCを展示している。
発売当初こそ売れ行きが鈍かった第8世代Coreプロセッサの新モデルですが、知名度も上がってきたのでしょうか。ここにきて、よく売れるようになってきました。そしてお客様が気になるのが、やはり価格の安いCeleronやPentium Gといった低価格なローエンドモデル。「どの程度の予算でCoffee Lake搭載PCが組めるのか」といった質問が多く聞かれます。
それならば一度組んでみようというワケで、新人研修も兼ねてチャレンジした人生2度目の自作PCがコレです。とにかく当店で販売している最安構成のパーツという条件で組んでみました。
ドスパラ最安の高拡張ミドルタワーPCケース、ENERMAX「BECITE」をベースに組んだ「最安PC」 |
チョイスしたのは、CPUが「Celeron G4900」(3.1GHz/TDP54W)、マザーボードがASRock「H310M-HDV/M.2」(H310/MicroATX)、メモリがG.Skill「F4-2400C15S-4GNT」(DDR4-2400/4GB)、SSDがPalit「UVS10AT-SSD120」(120GB)、電源ユニットが玄人志向「KRPW-L5-500W/80+」(80PLUS/500W)。そしてPCケースにはENERMAX「BECITE Iron Grey」を使用しています。
「正直言うとケーブル配線などは先輩スタッフのAさんがほとんどやってくれました」 |
OS抜きの構成ですが、なんと最新のIntel製CPU搭載のPCが税込約30,000円。しかもストレージにはSSD、CPUも3GHz越えと普段使いのPCとしては十分なスペックではないでしょうか。オマケにグラフィックスカードにGeForce GTX 1050 Tiクラスを搭載すれば、そこそこのゲーミングPCになります。あくまで目安の構成ですが、たたき台として参考にしてくれたら嬉しいです。
見積価格は税込30,630円。GeForce GTX 1060以上のグラフィックスカードを増設する場合「素直にCPUやメモリのスペックを見直したほうがいい」とはベテランスタッフA氏 |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ドスパラ秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/dos-akiba/