知る人ぞ知る、焼肉“食べ放題”の名店「朱雀門」

JR秋葉原駅・昭和通り口から徒歩5分ほど。価格を「￥」と「円」で挟んだ「焼肉食べ放題コース お一人様￥2,000円」という看板を見つけたら、そこが目的の「朱雀門」だ。食べ放題コースは、タン塩、カルビ、ハラミ、骨付カルビ、野菜焼に加えて、キムチ、サラダ、ナムルといった一品料理が付いたセットになっている。

魅力はズバリ肉の味。とにかく肉が分厚く美味いため、値段に対して満足感が大きく上回る稀有な店だ。ただし“食べ放題”を謳っているものの、実はおかわりは一回だけ。「話が違うじゃないか」という気がしなくもないが、そこはツッコまないのがお約束となっている。

オーダー時にワンドリンクが必要な点もご愛嬌。実際に肉の量は申し分なく、味も見事なので、お店を出る頃にはすっかり満腹で幸福感に満たされる。お値段以上の美味い肉をたっぷりいただこう。

“迷店”と同ビルのカジュアルな焼肉バル！「29SHOCK 秋葉原店」

シリーズ第2弾の「ランチ食べ放題」でご紹介した「29SHOCK 秋葉原店」を覚えているだろうか。実は冒頭の「大酋長」と同じビルにあるこのお店。1,000円で焼き肉が食べ放題という破格の休日ランチが魅力だが、ディナー時にはまた違った形態での焼き肉食べ放題があるのだ。

最も安価なコースは、90分食べ放題の「お手軽プラン（2,678円）」。ただしワンドリンクor飲み放題のどちらかを選択する必要があるため、実質は約3,300円からの提供となる。

注文できるメニューは最安プランでも豊富で、肉は牛カルビ、ハラミ、タン、豚トロ、豚バラ、豚ロース、ソーセージ、厚切りベーコン、ギアラ、シマチョウ、レバー、鶏モモの12種。さらに焼き野菜やサラダに加え、おつまみ5種や揚げ物2種、デザート9種に至るまでが食べ放題という、飲み会にはうってつけのメニューだ。なお、焼き肉には欠かせないご飯もしっかりコースに含まれており、こちらもおかわり無料で好きなだけ食べられる。

さすがに「大酋長」に比べればコスパの面では譲るものの、カジュアルな雰囲気の店内は清潔で、換気もしっかりしている。どちらを選ぶかは、純粋にスタイルの違いになるだろうか。