2018.09.12 22:39 更新
2018.09.12 取材
9月20日の深夜販売が予定されている、NVIDIAの最新GPU GeForce RTX 2080搭載カードも登場。モックかと思いきや「挿せばそのまま動く」という実機が展示されていた |
会場には、ZOTAC自慢のハードウェアが勢揃い。その中でも、入り口付近に陣取って存在感を放っていたのは、来週20日(木)に解禁されるGeForce RTX 2080搭載グラフィックスの「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 AMP」だ。
「AMP」シリーズのオーバークロック動作を効率的に冷却する、3スロット占有のトリプルファンクーラーを装備。3つの冷却ファンは、個別制御が可能な「Active Fan Control」に対応している。また、担当者が「RTX 20シリーズでは恐らく初めて」と謳う、基板とクーラーの間に備え付けられたメタルプレートも特徴。カードの剛性を高めるのに加え、放熱板としての役割も担っている。
なお、オーバークロック仕様のモデルながら、「まだGOサインが出ていない」とのことで、動作クロックは未発表だ。
大型のトリプルファンクーラーを搭載。背面に加え、中間層にもメタルプレートが搭載されている |
上位版の「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 AMP」は3スロット占有。なお、残念ながら動作クロックは明かされなかった |
2スロット仕様のデュアルファンクーラーを搭載した「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 TWIN FAN OC」。こちらもOC仕様のモデルだが、同じく動作クロックは非公開 |
「AMP」モデルと同様にバックプレートと中間層のメタルプレートを備える |
ほどよい大きさに最強クラスの性能を詰めこんだミニPC「MEK Mini」。まだグローバルでも発売が始まっていないモデルだ |
グラフィックスカードに次ぐZOTACの得意分野である、ミニPC「ZBOX」シリーズやゲーミングデスクトップ「MEK」シリーズも展示されていた。特に「これまでで最高の自信作」と担当者が語る、「MEK Mini」は要チェックだ。
「COMPUTEX TAIPEI 2018」にも持ち込まれた、コンパクトなハイエンドゲーミングPC。特にサイズ感から通常のデスクトップを忌避し、ゲーミングノートを使っているようなユーザーがターゲットという。海外でもまだ販売が始まっていないモデルだ。
ちなみに展示機はGeForce GTX 1080を搭載していたものの、「日本国内で発売されるのは、恐らくGeForce RTX 2080/2070を搭載したモデルになる」とのこと。実際に搭載させての検証次第ながら、早ければ年内にも発売される見込みだ。
展示機は、Core i7-8700T+GeForce GTX 1080という構成。発売される際には、GeForce RTX 2080/2070あたりが搭載される予定という |
国内未展開のミニPCが複数出展。こちらはクリエイターや業務向けとなる、Quadro P5000搭載の「ZBOX QK7P5000」。大きさはちょっと大きな弁当箱くらい | 隣に並んでいたのは、エッジコンピューティング向けのJetson TX2モジュールを組み込んだ「N340N3-B」。業務シーンの過酷な要求に応える、防塵仕様 |
超コンパクトながら、4K出力も可能なデジタルサイネージ向け「ZBOX CI329 Nano」。Intel N4100搭載で防塵仕様の金属筐体を採用 | COMPUTEXでも展示されていた、バックパックPCの最新モデル「VR GO 2.0」。基本的にコンシューマ向けではなく、VR施設や業務向けに出荷される予定という |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社ゾタック日本: https://www.zotac.com/jp