2018.11.05 00:00 更新
2018.11.05 取材
本日のコレオシは、秋葉原のショップスタッフからも絶大な支持を集めるRASCOM Computerdistribution(本社:オーストリア)が展開するNoctua。TSUKUMO eX.のスタッフ石井さんに、汎用120mm口径ファン「NF-A12x25」シリーズからお気に入りのモデルを紹介してもらう。
5月に発売されてからというもの、好調なセールスが続いている「NF-A12x25」シリーズ。実に4年半以上の開発期間をかけたというファンの完成度は非常に高く、サンプルを手に取ったお客さんの多くが購入していきます。
ラインナップは4pinコネクタのPWM対応「NF-A12x25 PWM」、3pinコネクタの回転数固定「NF-A12x25 FLX」、3pinコネクタの超静音「NF-A12x25 ULN」の3モデル。その中から、今回コレオシしたいのが超静音の「NF-A12x25 ULN」です。
「NF-A12x25 ULN」。回転数は1,200rpm、風量55.7m³/h、ノイズレベル12.1dBA、静圧0.82mmH2Oで、L.N.A.(900rpm/39.4m³/h/7.6dBA/0.41mmH2O)が付属する |
個人的にケースファンは、常に一定のエアフローを生み出す回転数固定タイプがいいと思っています。そこで選んだ「NF-A12x25 ULN」は、回転数1,200rpmでノイズレベルが12.1dBAと静かなうえ、風量も55.7m³/hと申し分ありません。
PWM対応「NF-A12x25 PWM」もいいのですが、こちらは最大回転数が2,000rpm。さすがのNoctuaでも音が少し気になるので、自分はCPUクーラー用のファンとして使っています。多少価格が高くても静かで風量がある120mmファンが欲しい、そんな要望なら「NF-A12x25 ULN」をオススメします。
エアフローの損失を最小限に抑えるため、フレームとインペラの隙間を従来の1/3にあたるわずか0.5mmまで削減。さらに回転時に発生する“遠心力によるインペラの膨張”を解消するため、超硬質の新素材「Sterrox LCP」を採用している |
気付けばTSUKUMO eX.で取り扱うNoctua製ファンのラインナップは大変充実してきました。Noctua製ファンを愛用しているスタッフも多くいますので、質問があればどんどん聞いてください。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
RASCOM Computerdistribution(Noctua): http://www.noctua.at/