2018.11.19 21:29 更新
2018.11.19 取材
まずはXeon E-2100シリーズに対応した、Intel C242チップを搭載する1Uラックサーバー。「E10」シリーズは、標準サイズの「RS300-E10-PS4」と、奥行きが短い「RS100-E10-PI2」をラインナップする。豊富なストレージの拡張性が特徴で、最大6つのSATA3.0(6Gbps)ポートや、デュアルM.2スロットを実装。Windows Server 2019をサポートする。
標準サイズの1Uラックサーバー「RS300-E10-PS4」。ストレージは2.5/3.5インチホットスワップベイ×4、2.5インチシャドウベイ×2、M.2×2。拡張スロットはPCI-Express3.0(x8)×1(x16形状)、PCI-Express3.0(x8)×1 |
奥行きが380mmと短い1Uラックサーバー「RS100-E10-PI2」。ストレージは3.5インチシャドウベイ×2(オプション使用で3.5インチシャドウベイ×1+2.5インチシャドウベイ×2)、M.2×2。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1 |
縦置きも可能なコンパクト筺体(D410×W96×H330mm)を採用する小型ワークステーション「E500 G5 SFF」。Intel C246チップを搭載し、Coffee Lake世代のCore i7/i5/i3、Pentium G、Celeron Gに対応する。フロントパネルは開閉式で、光学ドライブやカードリーダーも用意されていた。
小型ワークステーションタイプの「E500 G5 SFF」。メモリスロットがDDR4-2666×4(最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×2で、電源ユニットは300W。OSはWindows 10に対応する |
エントリーサーバー向けとして用意されているのがIntel C242チップを搭載した4モデル。ATX、MicroATX、Mini-ITXの各フォームファクターが揃い、さまざまなニーズに応える。
Mini-ITX以外のモデルでは全てM.2×2を実装 | ローインピーダンス及び高い放熱性により低発熱を実現した「ProCool電源コネクタ」を装備 |
上位モデル「P11C-C/4L」「P11C-M/4L」は、Intel I210によるギガビットLAN×4を搭載。複数のネットワークをまとめて帯域幅を拡張したり、冗長化を可能にするリンクアグリゲーションに対応。高速で信頼性の高いネットワーク環境が要求される、仮想化アプリケーションの構築に向く。
エントリーサーバー向け「P11C-C/4L」(ATX)。DDR4-2666×4(ECC対応/最大64GB)、SATA3.0(6Gbps)×2、M.2×2を備え、8ポートのSASコントローラやRAIDコントローラが増設できるアドオンカード(オプション)をサポート |
エントリーサーバー向けの「P11C-M/4L」(MicroATX)。リンクアグリゲーション対応のギガビットLAN×4を搭載。PCI-Express3.0(x16)×1の下にはM.2×2を備える |
さらにギガビットLANが1ポートのみのシンプルなATXモデル「P11C-X」も用意。レガシーPCIデバイスが利用可能なPCIスロットを2本搭載する。また「P11C-I」はMini-ITXサイズながら、チーミングに対応した「I210AT」によるデュアルギガビットLANのほか、SATA3.0(6Gbps)×2、miniSAS×1、M.2×1のストレージを備える。
エントリーサーバー向け「P11C-X」(ATX)。DDR4-2666×4(最大64GB)、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x4)×1、PCI×2を装備。Intel I210によるギガビットLANは1ポートのみで、M.2×2のほかUSB3.1 Gen.2を搭載 |
「P11C-I」(Mini-ITX)は、DDR4-2666×2(最大32GB)、PCI-Express3.0(x16)×1を装備。USBポートはUSB3.1 Gen.2×2、USB3.1 Gen.1×2を搭載する |