2018.12.10 10:50 更新
2018.12.10 取材
前面だけでなく背面にもディスプレイを搭載した、中国Nubiaブランドの最新スマートフォン「nubia X」がイオシス アキバ中央通店にて販売中。店頭価格は税込79,800円から。
裏面にもディスプレイを搭載する2画面スマホ「nubia X」。裏面はどんなシチュエーションで使うのか? |
中国ZTE系のNubiaブランドが先月発表した、両面にディスプレイを搭載するスマートフォン「nubia X」がアキバ店頭に初登場。背面に電子ペーパーを搭載していた従来の前後2画面モデルとは異なり、両面ともカラー表示が可能な世界初のスマートフォンだ。
フロントは解像度2,260×1,080ドットの6.26インチ液晶を搭載。インカメラや各種センサーを排除したフルベゼルレス仕様で、画面占有率は93.6%に達する。背面側には1,520×720ドットの5.1インチ有機ELを搭載、時刻などを常時表示可能な「Always On Display」に対応している。タッチ操作はもちろん、制限なしに前面同様の操作・表示が可能だ。
ちなみにインカメラは非搭載のため、自撮りの際はリアの画面を見ながらリアカメラで撮影する仕様。“ノッチなしベゼルレス”のためにギミック式のインカメラを備えたスマートフォン(「Find X」など)が複数登場する一方で、また新しいアプローチの端末が登場した。
リアで自撮りできることで、インカメ排除が可能に。前面はノッチレスでほぼ全面がディスプレイ、スペックは最新のフラッグシップ級構成が詰め込まれた |
両サイドにXperia風の指紋認証センサーを搭載。前後どちらの画面でも認証しやすいのはもちろん、前後画面の切り替えなどにも使用する |
ディスプレイ以外の仕様は、プロセッサがSnapdragon 845、メモリ8GB、ストレージは128GBと256GBのモデルが入荷。OSはAndroid 8.1ベースのNubia UI 6.0.2を搭載する。
カメラはリアに1600万画素+2400万画素のデュアルカメラを搭載。指紋認証は両サイドにセンサーを備えた珍しい構成で、両方のセンサーをタッチして裏返すことでリア画面に切り替わる、ソフトタッチで「戻る」操作として機能するなど、端末操作に使用できる。
そのほか、ネットワークはFDD-LTEバンド 1/3/4/5/7/8/20、TD-LTEバンド 34/38/39/40/41などに対応。nanoSIM×2のデュアルSIMスロットを備えている。
ボトムにはスピーカーとType-Cコネクタを搭載。カラーバリエーションは2色が入荷した |
なお、端末の店頭価格は128GBモデルが税込79,800円、256GBモデルが89,800円。カラーはDeep GrayとBlack Goldの2色が入荷している。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/