インカメ排除で完全ベゼルレス実現。ウラの有機ELもフルHDの高クオリティ

左が裏面で右が表面、前後にハイクオリティなディスプレイを搭載させたVivoの野心作「NEX Dual Display」が販売中。カラーはブルーとパープルの2色が入荷した

「NEX Dual Display」は、表側にフルベゼルレスの6.39インチ有機ELディスプレイ（2,340×1,080）、裏側にも5.49インチの有機ELディスプレイ（1,920×1,080）を搭載した最新スマートフォン。表側からインカメラや各種センサーを取り去ることでフルベゼルレスを実現、そしてリアカメラでの自撮り用に裏側にもディスプレイを搭載させている。

同様のカラー2画面スマートフォンとしては、先月に一足はやく「nubia X」が登場済み。ただし「NEX Dual Display」は、裏側のセカンドディスプレイに高画質な有機ELを採用。解像度も画面サイズも大きく、裏側もほぼ通常の画面と同じクオリティを備えているのが特徴だ。

表側はノッチなど障害物のないフルベゼルレスの有機ELで、インカメの自撮り機能をリアカメラで兼用する仕様。裏側には有機EL画面とトリプルカメラを搭載している

表のメインディスプレイには画面内指紋認証センサーを内蔵。側面の“Vivoボタン”と電源ボタンを同時押し、あるいはアプリで自撮りを選択すると裏側のディスプレイに切り替わる

珍しい2画面仕様に加えて、フラッグシップ級のスペックで構成。プロセッサはオクタコアのSnapdragon 845、メモリ10GB、ストレージ128GBを内蔵する。OSはAndroid 9.0ベースの独自UI Funtouch OS 4.5で、AIアシスタントの「Jovi」も搭載している。

なお、自撮りにも使用するカメラには、1,200万画素+200万画素+3Dカメラ構成のトリプルカメラを装備。画面内指紋認証やハイレゾ再生機能、3,500mAhバッテリーなどを内蔵する。

そのほか、ネットワークはLTEバンド 1/3/5/7/8/19/28/38/39/40/41などに対応している。

コネクタやスロットは、Type-CとデュアルSIMスロット、イヤホンジャックを装備。スナドラ845や10GBメモリなど、一級品のスペックで構成される

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店： https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/