2019.05.29 10:34 更新
2019.05.29 取材
MSIグラフィックスカードの最高峰“LIGHTNING”シリーズの10周年を記念した特別バージョン「GeForce RTX 2080 Ti LIGHTNING Z 10th Anniversary Edition」が登場。
オーバークロック耐性を限界まで引き上げた、エンスージアスト向けのプレミアムカード「GeForce RTX 2080 Ti LIGHTNING Z」。今年2月に発売されたフラッグシップモデルは、発売から4カ月を経てもなお入荷後すぐに完売してしまう人気ぶりだ。
そんなLIGHTNINGシリーズは今年でデビュー10周年を迎える。MSIではこれを記念した「GeForce RTX 2080 Ti LIGHTNING Z 10th Anniversary Edition」を用意。発売に先駆け、2種類のサンプルを披露した。
LIGHTNINGシリーズのVGAクーラーといえば、ゴールド(またはイエロー)が定番だが、10周年モデルの各々にはシルバーとピンクに近い薄いレッドが使用されている。
ひときわ目立つ存在だったレッドカラーモデル。重量はコンシューマ向けグラフィックスカードとしては最大級となる1,852gにもなる |
3連ファンクーラー「TRI-FROZR」を組み合わせた巨大なボディはそのまま。クラス最高レベルまで引き上げられたコアブーストクロック(1,770MHz)に変更はなく、基板裏面のカーボン調バックプレートも継承されている。
担当者によれば「日本でも少量販売が予定されている」とのこと。そもそもGPUの選別が大変なことから入荷本数が極めて少ないLIGHTNINGシリーズ。ここまで買いそびれている人は、アニバーサリーエディションを狙ってはどうだろう。なお「GeForce RTX 2080 Ti LIGHTNING Z」レビューはこちらを参照していただきたい。
MSIの統合ユーティリティ「DRAGON CENTER」がCOMPUTEX終了後にバージョンアップされる。目玉機能はGaming Mode。人気タイトルをプレイするのに最適なプロファイル(CPUやグラフィックスカードのクロック)を収録。設定に悩むことなく、ワンクリックで最適なゲーム環境が再現できる。
ゲームタイトルは随時アップデートされる予定だ |
PCのステータス情報は大きく表示。LEDの設定画面もCGから実機画像になるなどより見やすくなった |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/
COMPUTEX TAIPEI 2019 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2019/
MSIまとめ: https://www.gdm.or.jp/sp/msi/