2019.05.30 16:14 更新
2019.05.30 取材
CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)は、COMPUTEX TAIPEI 2019会期中、Grand Hyatt Taipeiのプライベートルームにて内覧会を開催。現状コンセプトモデルとされるコンパクトワークステーションPC「CORSAIR ONE PRO i199」を披露した。
Mini-ITXマザーボードほどのフットプリントに、水冷ユニットやハイエンドパーツを詰め込んだご存じ「CORSAIR ONE PRO」。国内発売を1ヶ月前に控えた2017年9月には詳細検証をお届けしている。
そして時を経てモデルは進化。CES 2019では「CORSAIR ONE PRO i180」(Core i9-9920X/GeForce RTX 2080 Ti)が披露され、さらに今回はその上を行く、「CORSAIR ONE PRO i199」が持ち込まれた。「i180」が販売されている事から、「i199」も近い将来店頭に並ぶ事になるかもしれない。
ちなみに「PRO」が付くと小型ワークステーションPC、「CORSAIR ONE」のみだと小型ゲーミングPCと棲み分けられている |
コンセプトモデルの内部を覗くと、マザーボードはASRock製が採用されていた |
スペックを確認しておくと、CPUはIntel Core i9-9980XE(Skylake/18コア/36スレッド/ 3.00GHz/TB時4.40GHz/SmartCache24.75MB/TDP165W)を搭載する、Intel X299チップ構成。グラフィックスカードはNVIDIA TITAN RTXで、CPUおよびGPUには水冷システムが搭載されている。
またメモリはCORSAIR VENGEANCE SODIMM DDR4 64GB(PC4-21300)で、ストレージが1TB SSD(NVMe)、電源ユニットに80PLUS PLATINUM認証「SF750」が採用されていた。
いずれをとってもハイエンドな構成。筆者のPCよりも格段に上である事は言うまでもない。発売時期および価格は現時点未定。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
CORSAIR: https://www.corsair.com/
COMPUTEX TAIPEI 2019 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2019/