2019.07.24 09:20 更新
2019.07.24 取材
7月23日(火)22:00、Turingアーキテクチャを採用するNVIDIA最新GPU「GeForce RTX 2080 SUPER」搭載グラフィックスカードの販売がスタートした。今回の“やや深夜販売”では、4メーカーから4モデルが登場。いち早く最新グラフィックスカードを手に入れたいという熱心な自作ユーザーが、夜の秋葉原に足を運んだ。
やや深夜販売を実施したのは、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、TSUKUMO eX.の3店舗。先日9日に行われたGeForce RTX 2060 SUPER/RTX 2070 SUPER搭載グラフィックスカードの“やや深夜販売”では、約40名ほどの自作派で賑わいを見せたが、今回は約10名ほどと、静かなスタートになった。「高額製品」の「平日やや深夜販売」という事を考えれば、健闘といったところだろう。
発売されたのは、MSI、ZOTAC、Palit、玄人志向から計4製品で、いずれもメーカーオリジナルのVGAクーラーが搭載されている。
ちなみに販売初日の売れ筋は、Palit「GeForce RTX2080 SUPER GRP 8GB」だった |
気になる在庫状況だが、そこそこの入荷数はあったものの「余裕があるというほどではない」(販売ショップ)という。今週末にかけては、他のメーカーからも続々と発売される予定。とは言え、ユニットを無効化していないフルスペック版のTU104コアを採用するGeForce RTX 2080 SUPERは、歩留まりがいいとは言えず、入荷数が制限される可能性もあるようだ。
メーカー保証が3年間になったことで2番人気のGALAKURO GAMING「GG-RTX2080SP-E8GB/DF」 | MSI「GeForce RTX 2080 SUPER VENTUS OC」はサンプルを展示。まだ未発売のGAMINGシリーズへの問い合わせがいくつかあった |
ちなみに、シリーズ最上位のGeForce RTX 2080 Tiは継続販売。スペックが悪くないだけに、販売店からは「今後は価格も含めGeForce RTX 2070 SUPERと2080 Tiの間をいかにうまく埋められるかがポイント」との声も聞かれた。
とはいえ注目の新製品である「GeForce RTX 2080 SUPER」。エルミタでは詳細検証を行っているので、是非ご一読頂きたい。
各ショップの価格表。最安モデルはPalit「GeForce RTX2080 SUPER GRP 8GB」の税抜88,750円。週末にはGIGABYTEからも発売が予定されている |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
NVIDIA Corporation: https://www.nvidia.com/ja-jp/