2019.08.05 09:00 更新
2019.08.05 取材
デル株式会社(本社:川崎市幸区)は2018年8月2日(金)、表参道ヒルズにオープンした期間限定ポップアップストア「DELL Design Labo」において、新製品発表会を開催。まもなく発売予定の第10世代Coreプロセッサ搭載ノートPC「New XPS 13 2-in-1」を披露した。
発表会が行われたのは、表参道ヒルズ(東京都渋谷区神宮前4-12-1)に2019年8月3日(土)~12日(月)まで期間限定でオープン中のポップアップストア「DELL Design Labo」。
アートディレクター・増田セバスチャン氏による巨大DELLベアのオブジェが出迎える、フォトジェニックな空間では、注目の新製品「XPS 13 2-in-1」の実機がいち早く体験できる他、日替わりでインフルエンサーを招いたイベントも開催。SNSフォトプリントサービスの#SnSnapを利用してSNS発信すれば、DELLオリジナルぬいぐるみとステッカーがプレゼントされる。
SNS投稿画像をオリジナルフォトカードにプリントアウトできる#SnSnap。スマートフォンの撮影画像をXPSを使って編集体験もできる |
今回の主役である「New XPS 13 2-in-1」は、8月1日(現地時間)に発表された、10nmプロセスを採用した最新CPU第10世代Coreプロセッサ(開発コードネーム:Ice Lake)を搭載する、13.4インチモバイルノートPC。前世代モデルとの比較で最大約2.5倍のパフォーマンスを実現する。
搭載されるのは、Intel Core i3/i5/i7とされているが、詳細なモデル名は現時点で不明。ちなみに公開されたデモ機には、Core i5-1034G1(4コア/8スレッド)が搭載されていた。なおメモリはDDR4 8GB~32GB(PC4-29800)、ストレージはM.2 NVMe SSD 256GB~1TBからカスタマイズできる。
ネットワークは最大転送速度2.4GbpsのWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)およびBluetooth 5.0。外部インターフェイスにはThunderbolt 3×2(PwerDelivery/DisplayPort対応)、ヘッドホン出力/マイク入力、microSDメモリーカードスロット、WEBカメラ(720p)等を搭載する。なお外形寸法はW297×D207×H7.0~113mm、重量は1.32kgとされる。
従来モデルから19%広くなり、操作性が向上したタッチパッド | デルお得意の磁気浮遊式「MagLevキーボード」を採用 |
さらにトピックとなるのが、HDR 400やDolby Visionに対応した360°回転する13.4インチディスプレイの採用だろう。アスペクト比は従来モデル(16:9)から16:10に変更され表示スペースが7%拡大。解像度はWUXGA(1,920×1,200)と4K(3,840×2,400)が用意される。
1,500:1のコントラスト比、DCI-P3 90%の色域により、画面上で高彩度色の優れた表示を実現。500cd/㎡の高輝度表示をサポートし、グレアタイプながら0.65%反射防止コーティングを施すことで、光沢画面のまぶしさを軽減。屋外でも画面が見やすくなった。なお、鮮明な色を維持しつつブルーライトを削減できるEyesafeテクノロジーにも対応する。
こちらはタブレットスタイル。重量は1.32kgで、カバンに入れて手軽に持ち運びができる |
狭い場所でも設置できるテントスタイル | 複数相手のプレゼンに便利なフラットスタイル |
そして、外観にこだわった“プレミアムデザイン”もアピール。筺体は1つのアルミブロックから切り出され、高い強度を確保。エッジ部分は美しいダイヤモンドカット仕上げにより、コネクタの抜き挿しの際にできやすい小さなキズを防止し、経年劣化を感じさせない。
エッジ部分のダイヤモンドカット仕上げは見た目にも美しい | 狭額ベゼル仕様ながらWebカメラ(2.25mm)を搭載。薄暗い場所でもビデオ品質が大幅に向上されている |
ボディカラーはプラチナシルバー/ブラック、プラチナシルバー/アークティックホワイト(英語キーボードのみ)の2色。内装は、ブラックが航空宇宙産業からヒントを得たカーボンファイバーを採用し、軽量化を図りつつ高い強度を実現。一方、ホワイトはデル専用に作られたホワイト織り込みのグラスファイバーを採用している。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
デル株式会社: http://www.dell.com/jp/