2019.08.20 15:00 更新
2019.08.20 取材
ノートPCの新製品として発表されたのは、「ZenFone 6」と同様にCOMPUTEX TAIPEI 2019にて披露された「ZenBook Pro Duo」だ。上下にディスプレイを備える“デュアル液晶ノート”という、これまたユニークな仕様を特徴とする。
デュアル液晶はいずれもタッチ操作に対応し、メインには15.6インチの4K(3,840×2,160ドット)有機EL、キーボード上部にサブの14インチハーフ4K(3,840×1,100ドット)液晶「ScreenPad+」を搭載。主にマルチタスク処理や複数画面を同時に利用するプロユーザーをターゲットにしており、外部ディスプレイなしにマルチディスプレイ環境を構築できる。快適な手書き入力のため、パームレストとスタイラスペンも付属する。
デュアル4K(4K+ハーフ4K)ディスプレイという仕様は世界初。HDR対応でプロ級の色再現性をもち、スタイラスペンによる手書き入力にも対応する |
筐体はエルゴリフトヒンジ対応のアルミニウム製で、重量約2.5kg。Thunderbolt 3やネイティブHDMIを搭載するほか、ネットワークはWi-Fi 6に対応している |
CPUは8コアのIntel第9世代Coreプロセッサ、グラフィックスにはレイトレーシング対応のNVIDIA GeForce RTX 2060を標準搭載。harman/kardon共同開発の高音質スピーカー、Thunderbolt 3やWi-Fi 6を含む最新構成のインターフェイス・ネットワーク機能を備えている。
市場想定価格は、Core i9-9980HK/メモリ32GB/1TB NVMe SSD構成の上位モデルが税抜466,500円、Core i7-9750H/メモリ32GB/512GB NVMe SSD搭載モデルが税抜361,500円となっている。「ZenFone 6」シリーズ同様に8月23日より発売開始。
なお、COMPUTEXにて並んで発表された一回り小さな14インチモデル「ZenBook Duo」については、現時点での国内向け展開は未定だ。
解説セッションでは、ゲストにFFやポケモンに長く携わるイラストレーターの有田満弘氏が登壇。クリエイター目線から「ZenBook Pro Duo」の使い勝手の良さを語った |
市場想定価格は税抜361,500円から。グラフィックスや周辺機能は同等で、CPUとメモリ、ストレージ仕様が異なる2モデルをラインナップする |