2019.11.20 17:01 更新
2019.11.20 取材
ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)は2019年11月20日、Snapdragon 855 Plusを搭載した最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone II」を国内向けに発表した。
初代「ROG Phone」から正統進化を果たした、最新ゲーミングスマホ「ROG Phone II」が発売決定。現行最高峰のスペックを搭載するモンスターマシンだ |
最強スペックで構成された、ASUS最新世代のゲーミングスマートフォン「ROG Phone II」が国内向けに正式発表。7月にグローバルリリースが打たれ、国内では「東京ゲームショウ2019」にて初披露。発売が待たれていたウルトラハイエンドモデルだ。
「ROG Phone II」を発表する、ASUS JAPANマーケティング部部長代理兼モバイルプロダクトマーケティングの塩野拓也氏 | 製品の機能解説を担当した、システムビジネス事業部テクニカルプロダクトマネージャーの阿部直人氏 |
「ROG Phone」の後継となるROGブランド第2世代のスマートフォンで、画面サイズは初代の6インチから6.59インチに大型化。Qualcommの最新SoC Snapdragon 855 Plusや12GBのメモリを内蔵するほか、リフレッシュレート120Hz/応答速度1msの高速な有機ELディスプレイ(2,340×1,080ドット)を搭載するなど、現行最高峰のスペックを誇る。
また、ストレージは512GBモデルに加え、「IFA 2019」で“Ultimate Edition”として発表された1TBモデルもラインナップ。バッテリーも1.5倍の6,000mAhを内蔵し、さらに長時間のゲームプレイが可能になった。
アスペクト比19.5:5の6.59インチ有機ELを搭載し、大画面化しながら、よりスリムになった印象。リフレッシュレート120Hzの高速描画、HDR 10に対応している |
タッチサンプリングレートも240Hzに対応、カーネルやOSレベルで最適化された高速タッチ性能が魅力。SoCはSnapdragon 855 Plusを搭載し、Antutuベンチは実に50万オーバーを達成 |
3Dベイパーチャンバーを用いた内部冷却機構を採用するほか、従来から冷却性能が向上したクリップ式クーラー「TwinView Dock II」が標準で付属。長時間プレイでもパフォーマンスが落ちない |
背面には「ZenFone 6」同等の4,800万画素+1,300万画素のデュアルカメラを実装。イルミネーション機能「AURAライト」は、近くの「ROG Phone II」同士で同期することもできる |
また、ゲーミング向け機能として、アップグレードされたタッチ式のL/Rボタン「AirTrigger II」を装備。指を離すことなく押し込み操作を認識するなど使い勝手が改善、スライド操作が可能になりレスポンスも向上している。
そのほか、専用アクセサリによる豊富な拡張機能も健在。外付けのクリップ式クーラー「AeroActive Cooler II」で冷却能力を強化したり、2画面ドック「TwinView Dock II」を装着してスマートフォンを超える“ゲーミングマシン”に変身させることができる。
側面には、タッチ式のL/Rボタン「AirTrigger II」を備える。ボタン操作やスライド操作、デュアルバイブレーション機能を内蔵、タッチレスポンスは63msから20msへと向上した |
反対側には、急速充電や専用アクセサリの接続に使用するサイドマウントコネクタを搭載。ボトムにはイヤホンジャックとType-Cを備えている |
なお、気になる市場想定価格は、512GBモデル(ZS660KL-BK512R12)が税抜105,500円、1TBモデル(ZS660KL-BK1TR12)が税抜125,500円。本日より予約を受け付け、11月22日(金)より販売が開始される。
512GBモデルと1TBモデルをラインナップ。スペック相応な貫禄のお値段だ |