2020.04.06 12:00 更新
2020.04.06 取材
【第48回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、アキバのド真ん中とは思えない、隠れ家的雰囲気の喫茶店「Cafe & Bar Bankam」に行ってきます。
さぁてお腹が減ったぞ、と向かった先は、とらのあな(秋葉原店B)とタイトーステーションの間にある路地裏。アキバのド真ん中と言っていい場所ではありますが、表通りとはだいぶ雰囲気が違います。今回の目的地は、その中にひっそり佇む喫茶店の「Cafe & Bar Bankam」。場所は以前に立ち寄った「関取ラーメン 竜軒」の向かいで、お店によれば1975年から営業しているとか。近隣のショップにも、昔から通っているという常連さんが結構います。
夜はバーになるお店なのですが、お昼時に提供しているランチメニューがメチャ美味しいという話。近くのお店でそんな話題で盛り上がった勢いで、ランチタイムの終盤に滑り込んだ次第です。店頭に出ている看板のメニューはどれも王道な感じ、今回は「ハンバーグ+日替わり惣菜」のAセット(800円)を注文しました。
スープとライス付きで、ライスは大盛無料。ただ折角なので(?)+100円でライスを特盛にしてもらい、さらに+100円でセットドリンクのコーヒーをオーダー。お会計はちょうど税込1,000円でした。
席について10分足らずで「ハンバーグ+日替わり惣菜」のセットが到着。日替わり惣菜はコロッケのようですね。自家製のハンバーグにかかっている、ケチャップの香り強めなソースが食欲をそそります。そしてビックリしたのは、特盛ライスの量。喫茶店ランチのライスは少なめ、という予想をいい感じに裏切ってくれました。
最初はおかずが足りるか心配だったのですが、濃いめなソースがたっぷりのハンバーグが美味、実にライスがすすみます。反対にコロッケは素朴な味わいで、いい具合のアクセントに。合間にコンソメスープとサラダをいただきつつ、ちょうどピッタリな配分で食べ切れました。うん、次回も特盛に決まりだな。
そしてちょうど食べ終わったタイミングで、注文していたコーヒーがスッと出てきます。このあたりの呼吸は、さすが老舗の喫茶店と言ったところですね。ガッツリとランチをいただいて、そのままのんびり食後のコーヒー・・・なにやら仕事を忘れてしまいそうになります。
さて、そんな「Cafe & Bar Bankam」のランチタイムは、11:30~16:00(L.O 15:30)まで。夜は22:00まで営業しています。席はカウンターと二人がけのテーブルが5つくらい。ちょっと狭いお店なのですが、まるで穴ぐらにいるような、隠れ家的な雰囲気がたまりません。お客さんの滞在時間も長めな印象ですね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Cafe & Bar Bankam: https://ja-jp.facebook.com/bankam.1975/