2020.06.15 19:36 更新
2020.06.15 取材
MSI初のオールインワン型水冷ユニット「MAG CoreLiquid」シリーズの販売が13日(土)から複数ショップでスタート。ラジエターサイズ違いで「MAG CoreLiquid 240R」(240mmサイズ)、「MAG CoreLiquid 360R」(360mmサイズ)がラインナップする。
CES 2020で初公開された、MSI初のオールインワン型水冷ユニット「MAG CORELIQUID」シリーズが登場。高耐久の3相モーターポンプユニットをラジエター部に移動することで、振動や騒音を低減。さらにウォーターブロックの小型化に成功している。またウォーターブロックはロゴ位置が変更できるよう、設置方向に合わせて270°回転する「回転式ブロックヘッド」を採用。組み込みの際に意外と気になるポイントだけに、ショップ店員の間でも好評のようだ。
冷却ファンは耐久性に優れる120mm口径のダブルボールベアリングファンを採用。スペックは回転数500~2,000rpm、風量21.63~78.73CFMで、ノイズレベルは14.3~34.3dBAとされる。また、アドレサブルRGB LEDによるイルミネーションを備え「Mystic Light Sync」で発光パターンやカラーがカスタマイズ可能。選択肢が豊富なMSI製構成パーツ(マザーボードやグラフィックスカード、PCケース、ゲーミングデバイス)との同期発光もできる。
ラジエターサイズは「MAG CoreLiquid 240R」が幅120mm、長さ274mm、厚さ27mm。「MAG CoreLiquid 360R」が幅120mm、長さ394mm、厚さ27mm。
対応プラットフォームはIntelの最新CPU、第10世代Intel CoreプロセッサのLGA1200を含むLGA115x/2066/2011-3/2011/1366、AMD Socket AM4/AM3(+)/AM2(+)/FM2(+)/FM1。360mmモデルのみAMD Socket sTRX4/TR4/SP3もサポートするので、Ryzen Threadripper用としても使用できる。
扱い易い240mmサイズラジエターの「MAG CoreLiquid 240R」。ポンプスペックは回転数4,200rpm、ノイズレベルは18dBA |
販売しているのは、パソコンショップアークやパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/