2020.06.22 12:00 更新
2020.06.22 取材
【第52回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、分厚い角煮がデュアルで載ったつけ麺を食べに「麺屋武蔵 巌虎」に行ってきます。
どうにも暑い日が続くと、スルスルと食べられる麺類ばかりに偏ってしまいます。ひょっとしてもう夏バテなのかしら、などと考えていたら・・・約1年前に「麺屋武蔵 巌虎」に寄った時も、同じようなことを言っていますね。ただお腹が減っていないわけではないので、せめてガッツリした麺を食べて元気を出そうと思います。
そんな流れで注文したのは、名物の一つでもある「拳肉つけ麺」。名前の由来になっている“拳肉”が豪快に載った、ガッツリ系のメニューです。お値段は税込1,450円と高めですが、このお店は1kg(茹で前)まで無料で麺を増量できるので、そちらでバランスを取ろうという狙い。400g以上の特盛はグラム指定、過去にアレコレ試して(個人的に)ちょうどよかった600gをオーダーしました。
席について順番待ちしながら、10分ちょっとで「拳肉つけ麺」が到着。あれ、皿が多くない?と思いますよね。実は600g以上は、器に載せきれないので二皿になるというシステム。片方に2個の“拳肉”がどっかりと鎮座しています。
拳肉はサクットロリな豚の角煮で、これが分厚くずっしり重い。早速拳肉にかぶりつき、スープにくぐらせた極太麺と一緒にどんどん食べていきます。なんとも食べごたえのあるつけ麺、甘めで後味ピリ辛なスープと非常によく合います。スープは粘度低めながら実に濃厚で、パンチの効いた味わいです。
しかしさすがに600gとなるとスープが枯渇してしまうのですが、どうかご安心ください。このお店は1回だけ無料で新しいスープに交換してくれるので、頃合いをみて注文。ちょうど作りたてのアツアツなスープが届きました。さらに後半にはライム酢をオーダーして、スッキリ味変で完食。だいぶお腹いっぱいなのに、不思議とまだ食べられそうな気分にさせてくれるんですよね。さて、明日はどこでどんな麺を食べようか・・・。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一