2020.08.24 12:00 更新
2020.08.24 取材
【第61回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、もちもちした食感の刀削麺を食べに「刀削麺荘 唐家 秋葉原本店」に行ってきます。
季節柄、相変わらずスルッと喉を通る麺類が中心な生活を送っている私め。どうやら大量のニンニクで気合を入れ直そうという目論見は、あまりうまくいかなかったようです。それでも多少タイプの違う麺で気分を変えようと向かった先は、「刀削麺荘 唐家 秋葉原本店」。生地の塊を細長く削ぎ落として茹で上げることで知られている、刀削麺の人気店です。
昔からあるお店ですが、どうも刀削麺は辛いものというイメージがあり、実は初めての来店でした。辛いものがそれほど得意ではないせいで、これまで縁がなかったんですよね。常連のスタッフに「普通に辛くないメニューあるから」と教えてもらい、いい機会なので行ってみようと思い立った次第。店頭の券売機を見てみると、辛いものとそうでないメニューがよく分かります。
さて今回は、辛くない系の中から「トロ肉のせ刀削麺」をチョイス。麺大盛りをプラスして、お会計は税込1,100円です。晩ごはんには少々早い時間帯だったこともあり、ちょうど空いているタイミングでした。
待ち時間はほとんどなし。席に落ち着いて5分ほど、早々に温かい「トロ肉のせ刀削麺」が運ばれてきました。上に載っているのはパクチーなので、苦手な人は事前にパクチー抜きで注文しておきましょう。
さて早速に醤油ベースのスープをひとすすり。味はかなりマイルドで、さすがに辛さはまったくありません。そして独特の形状をした不揃いの刀削麺が、もちもちといい感じの食感。スープとの絡みもよく、具材とも一体感があって箸がすすみます。どちらかというとホロリでサクッといった感じのトロ肉もまた、じっくり煮込まれていい味に仕上がっていますね。
しかしながら、もうあらかた完食しそうなタイミングで思ったのは、これは辛いスープで食べるものじゃないかな、ということ。パクチーの鮮烈な香りと存在感もあり、辛さというパンチを加えて完成するような、そんな気がしました。
さてそんな「刀削麺荘 唐家 秋葉原本店」の営業時間は、平日と日曜日が11:30~20:30(L.O 20:00)で土曜日と祝前日が11:30~21:00(L.O 20:30)まで。月曜日が定休日になっています。次にこのコーナーで訪れるとしたら、おそらく辛い麺を食べているのではないでしょうか。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
刀削麺荘 唐家 秋葉原本店: https://kara-ya.com/