2020.10.03 13:23 更新
2020.10.03 取材
AMDからTDP65Wの12コア/24スレッドCPU「Ryzen 9 3900」が登場。本日3日(土)11時より複数ショップで店頭販売がスタートしている。
OEM/SI向けのみに提供されていたCPUだった「Ryzen 9 3900」。CPUクーラーが付属しないトレー版(バルク版)という形での単体販売が本日よりスタートした。
第3世代のRyzen 9シリーズとしては最下位に位置しながら、12コア/24スレッドのメニーコア構成でTDPが65Wに抑えられているのが特徴。従来のRyzen 3000シリーズと同様、「Precision Boost Overdrive」や「Ryzen Master Utility」をサポートし、パフォーマンス・チューニングができるよう倍率変更もできる。
主なスペックは、コアベースクロック3.10GHzで、ブーストクロック4.30GHz、L2キャッシュ6MB、L3キャッシュ64MB。PCI-Express4.0は16レーンで、メモリはデュアルチャネルのDDR4-3200。対応チップセットはAMD 400シリーズ以降に正式対応するほか、一部のAMD 300シリーズのチップセットでも対応するマザーボードがある。
販売店スタッフからは「もっと早く販売してほしかった」という声が多数 |
販売を確認したのは、パソコンショップアーク、オリオスペック、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。気になる実力については徹底レビューを参照してほしい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
日本AMD株式会社: http://www.amd.com/jp/