2020.10.19 12:00 更新
2020.10.19 取材
【第67回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、中毒になるラー油入りのジャンキーなつけ蕎麦を食べに「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 秋葉原店」に行ってきます。
ここしばらくは番外編の「全メニュー制覇」でラーメン系ばかり食べていたこともあり、やや麺類を自重していました。でもたまには毛色が違う麺も食べてみたいなぁと、そんな気分で向かった先は「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 秋葉原店」。いつぞやにパンチの効いたジャンキーなつけ蕎麦を味わって以来、密かにリピーターになっていたのです。
晩ごはんの時間より遅めのタイミングで来店しましたが、結構なお客さんが入っている模様。前の人に続いてお店に入り、入り口の券売機で「とろろ肉そば(大)」を注文します。小(200g)/中(250g)/大(350g)はすべて同じ金額という、つけ麺屋スタイルが嬉しいですね。そしておもむろに+100円で麺大盛を追加。これで完全体になりました。お会計は合計で税込1,090円也。
数人の順番待ちがあったようで、15分ほど待ったでしょうか。カウンター越しに「とろろ肉そば(大+大盛)」がやってきました。山盛りの蕎麦の中に肉がたっぷり載せられていて、その上のネギと海苔がさらに高さを稼いでいます。ある程度掘り下げないことには、肉はもとより蕎麦にたどり着くことはできません。
ひとまずネギと海苔、肉をドサッとつけ汁に投入。探り当てた蕎麦と一緒に絡めつつ一気にすすります。たっぷり入ったラー油の香ばしい香りと、ほどよいピリ辛さ具合。コシがあってやや硬めの蕎麦とは、相性バツグンですね。好みは分かれるところですが、好きな人はとことん好きになれる味だと思います。
もっともただでさえ量があるので、さすがに途中で変化が欲しくなるところ。そんな時は目の前に並んでいる、無料の生卵を投入しましょう。麺にかけるかつけ汁に入れるかはお好みですが、私はつけ汁にドボン。温つゆの場合は冷たくなってしまうので要注意なところ、今回は冷つゆの「とろろ肉そば」なので関係なし。ピリ辛なつけ汁が劇的にまろやかに変わります。
逆に辛さが物足りなくなってきたら、卓上の“食べるラー油”をちょいちょいと追加。天かすも好きなだけ入れられます。ああだこうだと味変を楽しんでいる内に、無事完食。ちなみに店員さんによると、「大+大盛」の場合は450gくらいになるそうです。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一