2021.04.14 10:39 更新
2021.04.14 取材
自由でユニークな発想から生まれる、スタートアップの気になるガジェットをチェックする「次に来るモノ」。今回は、驚くほどの機能を搭載したボイスレコーダー「Langogo Mini」を見ていきましょう。
大事な会議や授業などで役に立ってくれるボイスレコーダー、我々もよく新製品発表会ではお世話になっていました。うっかり聞き逃すこともなくなりますし、後からじっくり聞き直してもいい。でも現在Makuakeでプロジェクトが進行している「Langogo Mini」は、ちょっとボイスレコーダーという域を超えた多機能ぶりがスゴイ。
手がけたのは中国のスタートアップLangogo Technology。日本でもモバイルルーター一体型のAI翻訳機「Langogo(Langogo Genesis)」などで知られた新興メーカー、AI音声技術が得意分野です。そして今回チェックしていく「Langogo Mini」は、先月にMakuakeに登場するや、たちまち目標金額を調達してプロジェクト成立。いまや目標額の18,000%を達成しているというから驚きです。
2基の単一指向性マイクを搭載した超コンパクトサイズ。スタンドアロン型だったこれまでの「Langogo」シリーズとは異なり、スマートフォンに装着して使用します。マイク性能はかなり優秀で最大9m、130°の集音が可能。ノイズを自動でカットする機能も備えていて、24bit/192kHzのビットレートでクリアな音声を録音できます。
そして「Langogo Mini」の真骨頂は、録音だけでなくリアルタイムの文字起こしが可能ということ。その精度は98%以上とハイレベルで、ノートやタイピングに気を取られることなく話に集中できます。
さらに「Langogo Mini」には翻訳機能も搭載。日本語や英語、中国語など104言語に対応していて、聞き取った言語で文字起こしした文章を他の言語にクイック翻訳することも可能です。外国語の会議だったり、海外の発表会に参加するような時には、メチャ便利な機能ですね。
そうやって出来上がった文章は、スマートフォンやPCで手軽に編集が可能。文字起こし中に撮影した画像を差し込んで、超お手軽に議事録を作成する機能も備えています。もう発表会の記事もコレで作成できるんじゃ?
ちなみに「Langogo Mini」は、iPhone向けのLightningモデルとAndroidスマートフォン向けのType-Cモデルをラインナップ。LightningモデルはアップルのMFi認証も取得しています。
なお、Makuakeにおける先行販売は、23%オフの早割が適用されている税込8,400円からバックできます。期間は2021年5月17日まで。この多機能ぶりを考えると、金額も割安に感じますね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Langogo: https://www.langogoai.com/
Makuake: https://www.makuake.com/