2021.04.23 10:12 更新
2021.04.23 取材
ASUSから、Intel Z590チップセットを採用するハイエンドマザーボード「ROG MAXIMUS XIII EXTREME」が発売された。Rocket Lake-Sこと第11世代Intel Coreプロセッサに対応するフラグシップモデルだ。
Intel製CPUに対応するハイエンドシリーズの「ROG MAXIMUS」でも最上位とされるEXTREMモデル。電源回路はPowerStageによる18+2フェーズで、高温にも耐えるチョークコイルや、「10K日本製ブラックメタルコンデンサ」、高効率な「ProCool II電源コネクタ」などの厳選したパーツを採用する。
また10ギガビットLANや、Wi-Fi 6E無線LAN、ROG DIMM.2カードを含む5基のM.2スロット、最大40Gbpsの双方向帯域幅を備えたThunderbolt 4×2など贅沢なオンボードインターフェイスも特徴。フォームファクタはE-ATX、メモリスロットはDDR4-5333×4(最大128GB)、拡張スロットはPCI-Express4.0(x16)x2、PCI-Express3.0(x4)x1、有線LANは10ギガビットLANに加えて、2.5ギガビットLANも備える。
PowerStageによる18+2フェーズ電源回路を搭載用。サーバーグレードのEPS12Vの電源を供給できる「ProCool II」コネクタや、-180~125℃の温度範囲に対応する「10K日本製コンデンサ」を採用 | 拡張スロットはPCI-Express4.0(x16)x2、PCI-Express3.0(x4)x1。3基のM.2スロットとチップセットは巨大なヒートシンクで冷却される |
「ROG MAXIMUS」の中でも特にハイエンドとされる「EXTREME」モデルだが、「今までもEXTREMEは入荷後すぐに完売していたので、今回も早めに売り切れるかもしれない」(複数ショップ)とのこと。「Core i9-11900Kで使いたいという問い合わせも数件ある」とのこと。
入荷を確認したのはパソコンSHOPアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。いずれも入荷数は少量となっている。
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店 猪狩氏作成のPOP。まるでモビルスーツ解説の如く、詳細にわたり特徴やポイントが記載されており参考になる |
ちなみに、Intel Z590チップセットを搭載する「ROG MAXIMUS」シリーズには「ROG MAXIMUS XIII EXTREME」をベースとしたスーパーハイエンドモデル「ROG MAXIMUS XIII EXTREME GLACIAL」も用意されている。EK Water Blocksの水冷ブロックがセットになった国内限定販売のカスタムモデルで、こちらも近日発売日が明らかになる予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/