2021.06.03 11:45 更新
2021.06.03 取材
【第73回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、洋食全体が飲み物へとアップグレードをはたした「洋食は飲み物。秋葉原店」に行ってきます。
ここ最近、立て続けに飲食店がオープンしているアキバ。今回晩ごはんを食べようと向かっている「洋食は飲み物。秋葉原店」もその一つです。もっともここは「トンテキとハンバーグは飲み物。」からリニューアルしたお店なので、新規オープンではないわけですが・・・相変わらず店名がすごいですね。従来はハンバーグとトンテキがメインだったところ、そこにオムライスやナポリタンといった洋食メニューが加わった格好です。公式いわく“大衆ネオ洋食堂”なのだとか。
さて何を食べるか悩むとしようか、などと考えていたら・・・ちょうど券売機に取り付いたタイミングで後ろに行列ができてしまい、慌てて目の前のメニューをポチリ。出てきた食券は「トンテキ唐揚げスタミナコンボ」でした。お値段は税込1,600円。
なお来店のタイミングがディナータイムど真ん中ということもあり、店内は早々に満席に。席につくとスタッフのお兄さんから無料トッピングを聞かれたので、今回は生卵とマカロニサラダ、マーラー冷奴を(番号で)お願いしました。このあたりのシステムは「トンテキとハンバーグ~」の頃から変わりませんね。
しかしせっかく洋食メニューが仲間入りしたのだから、ここは洋食を頼むのが普通なんじゃ?なにやら前回と似たようなものを食べているような気が・・・などと考えている内に(たぶん10分くらい)、「トンテキ唐揚げスタミナコンボ」がやってきました。現金なもので、ガッツリ肉肉しいプレートを目の前にすると「まぁいいか」的な気分になるから不思議です。
メインのトンテキを中央に置いて、左にスタミナ焼き、その隣に隠れるようにナポリタン、右側にマヨネーズ載せの唐揚げという構成。それぞれ単品でもご飯がすすむであろうメニューが合体、野趣あふれるプレートに仕上がっています。そこにご飯と味噌汁、先ほどのトッピングが付いてくるわけですね。
トンテキはそのままでは少し硬さがあるので、鉄板の予熱でしばし加熱。しばらくするとサックリ噛み切れるちょうど良い食感に。濃厚なソースを絡めて食べると、これまたご飯がどんどんすすむわけです。やや口飽きしてきたら、トッピングの生卵に浸して食べるなどすればOK。ちなみにご飯はおかわり無料、トンテキだけで2杯はいけそうですね。
そして新要素でもあるスタミナ焼きは、単なる付け合せではないしっかりした味。鉄板に載っている都合上、唐揚げもアツアツで、最後まで美味しく食べられます。あいにく色合いは茶色一色になってしまう組み合わせですが、肉系メニューをお腹いっぱい食べたい向きには最高ですね。
さてそんな「洋食は飲み物。秋葉原店」の営業時間は、昼の部が11:00~15:00、夜の部は17:30~20:00(本来は22:00)まで。緊急事態宣言中ということで、当面の間は時短営業になっています。ちなみにラストオーダーによる区切りはなく、20:00までに入れればOKとのこと。しかし今度立ち寄った際には、ぜひ新要素の洋食系メニューを食べたいところ。同業態のお店は池袋にもありますが、洋食系ではビーフストロガノフが人気らしいですよ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社のみもの。: https://nomimono.co.jp/