お安くそこそこのスマホを買いたいという向きには、ホントにいい時代になったと思います。スペック面でも十分実用的なモデルが2万円を切ってきたということもあって、単に安かろう悪かろうな話ではなくなっています。今回ご紹介する「Libero 5G」もその一つで、なんと5G対応なのに16,800円で買えてしまうんですよ。いま買える5Gスマホとしては、まずコレが最安ということになるでしょう。

そもそもSoCはSnapdragon 690を積んでいて、これはソニーのミドルレンジ「Xperia 10 III」と同じです。RAMの容量などは違うので、まったく同性能というわけにはいきませんが、向こうとは4万円くらいの価格差ですからね･･･本当、ビックリなコストパフォーマンスですよ。簡易版設定なら某プリティーダービーも十分遊べますね。

それと一昔前の格安端末に比べて、段違いにいいのはディスプレイ。以前はこのクラスはHD+がせいぜいだったところ、解像度はフルHD+（2,340×1,080）で画面サイズも大きめの6.5インチですよ。画面がキレイで筐体の作りもいいので、あまり安い端末を使っているという感覚がないわけです。

さらにメインカメラは3眼で、防水・防塵やおサイフケータイ機能もアリ。国内向けの欲しい機能がバッチリ揃っています。そもそもワイモバイル向けなので、基本ソフトバンク系以外のSIMは使いにくいですが、LINEMOあたりと組み合わせるにはピッタリでしょう。安上がりなのに満足度は高め、まさにお値段以上といったところですね。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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