2021.07.29 12:00 更新
2021.07.29 取材
【第80回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、自慢のスパイスによる個性派な激ウマ欧風カレーが魅力の「欧風カリーM」に行ってきます。
さて今回はカレーモード。アキバで激ウマな欧風カレーを食べようと、昭和通り方面を歩いていました。向かった先は「欧風カリーM」。普段メインで取材している中央通り界隈からは結構距離がありますが、馴染みのショップ店員の中にもわざわざ出張してくる人がいるほど、味には定評のあるお店です。そういえば、以前立ち寄った「ドラミ酒場」もすぐ近くにありますね。
例によってランチタイムの終盤、空いている時間にオシャレな外観のお店にお邪魔します。店内には常連さんと思しき方が一人、写真を撮りながらゆっくり食べるにはうってつけのシチュエーションですね。まずは入り口の券売機にて、ランチメニューから「特選ビーフカレー」(790円)を注文。大盛りも同額なので、迷わずそちらのボタンをプッシュします。さらに甘酢らっきょう(70円)を追加して、お会計は税込860円でした。
そのまま席で気配を消して待つこと10分ほど、「特選ビーフカレー」がやってきました。オプションのらっきょうに加えて、一緒に福神漬けと大根のピクルスが瓶に入ってお膳に載せられています。福神漬けは定番なので説明不要として、このピクルスが美味しい。カレーとの相性も抜群で、これがサービスとは嬉しいですね。最終的に全部ペロリといただくことになりました。
ちょっと脱線しましたが、もちろんカレーも大変美味しい次第。なんでも店長が厳選したスパイスをオリジナルブレンドして仕上げたというだけあって、なるほどスパイスがよく香る、それでいてすごく食べやすいカレーです。
ちなみに欧風カレーのことを以前はそのままヨーロッパ風のカレーだと思っていたのですが、発祥は神保町なんですよね。普通はコクがあってまろやかというイメージなところ、ほどよいスパイス感もあり、ちょっと神保町界隈の欧風カレーとも違う個性派な味わい。
そしてじっくり煮込まれて口の中でホロリな牛バラ肉、ゴロゴロと大きめにカットされている野菜も美味。驚いたことに、イモが入ってるな~と思ったら、なんと里芋でした。ちょっと珍しいですが、地元の名物が芋煮なので里芋は大好物。全体の量もたっぷりで大満足でした。
さて、そんな「欧風カリーM」の営業時間は、月~土曜はランチが11:00~15:00、ディナーは17:00~20:00。日曜日はランチ営業のみで、第一・第二日曜日はお休みです。次に食べるのは、ランチタイム限定の「冷やしトマトカレーライス」にしようか、いやいやディナーの「牛スジ煮込みカレー」も捨てがたい・・・という嬉しい悲鳴で締めさせていただきましょう。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一