2021.08.05 11:45 更新
2021.08.05 取材
【第81回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、パンチの効いた刺激的なスープのラーメンを食べるため「スパイス・ラー麺 卍力 秋葉原店」に行ってきます。
先週に引き続いて、昭和通り方面をブラブラ。今回はちょっと変わり種なラーメンを食べようと、「スパイス・ラー麺 卍力 秋葉原店」にお邪魔します。西葛西に本拠を構える人気店で、アキバに進出してからそろそろ2年になるでしょうか。以前に立ち寄った「カレーは飲み物。」を横目に、御徒町方面へさらに進むと見えてくる「卍」の看板が目印です。
独特な雰囲気のある店内に入り、まずは入り口で食券を購入します。メニューは名物の「スパイス・ラー麺」がベースになっていて、それにどういったトッピングが載っているかという具合。今回はチャーシューや温玉、もやしなど全部入りな「スパイス・特製ラー麺」(1,130円)にしました。大盛りをプラスしたので、お会計税込1,320円です。
ちなみにこのお店のラーメンは、どれもパクチー入りが標準仕様。ただしネギに変更してもらうこともできるので、パクチーが苦手な人も安心です。ひとまず今回は、郷に入れば郷に従えということで、パクチーのまま注文してみました。
ちょうど晩ごはんど真ん中な時間帯ということもあり、来店時にはほぼ満員。あと10分遅かったら待ちになっていたかもしれない・・・などと考えつつ、席で15分ほど。ようやく「スパイス・特製ラー麺」がやってきました。さすがに運ばれてきた際の香りからして、普通のラーメンとは違います。
なんでもご店主が厳選した14種類のスパイスが配合されているという一杯。鶏・豚・魚から作るスープもそのスパイスに合わせた特製で、これらが中華鍋の中で一体となることで誕生するのが「スパイス・ラー麺」というわけです。
まずはスパイシーなスープから・・・と一口すすると、まさにザ・スパイスという感じの強烈な味にビックリ。辛さ自体は角がとれてマイルド気味なんですが、やや酸味も入った独特かつガツンとくる味に仕上がっています。見た目はラー油のようで、風味はどことなくカレーを連想させるような。慣れもあってか、食べすすめるとだんだんクセになってきます。
麺は縮れのない中太麺で、これがまたスープによく絡んでいい感じ。たっぷり入ったもやしもシャキシャキと気持ちよく、珍しいことにブロッコリーまで入っています。スープ自体にパンチが効いているせいで、パクチーも突出することなく味に一体感があります。強烈ながら、よく計算された一杯という印象ですね。
さて、そんな「スパイス・ラー麺 卍力 秋葉原店」の営業時間は、月~土が11:00~21:00で日曜が11:00~17:00。ただし当面は、閉店時間が20:00まで(月~土)になっていますのでご注意を。なお、食べている途中から結構汗が出ていたのですが、しばらくして汗が止まった後はスッキリとリフレッシュ。夏バテしそうになったら、また元気をもらいに来ようと思います。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
スパイス・ラー麺 卍力: http://www.manriki.net/