2021.08.09 15:08 更新
2021.08.09 取材
MSIから、リフレッシュレート360Hz対応のRAPID IPSパネルを搭載した24.5型ゲーミング液晶ディスプレイ「Oculux NXG253R」が登場。8月7日(土)より販売がスタートしている。
現在販売されている高速リフレッシュレート360Hz対応モデルとしては、ASUS「ROG Swift 360Hz PG259QN」、acer「X25SST2021」、デル「ALIENWARE AW2521H」に続く24.5型フルHDゲーミング液晶ディスプレイがMSIから発売。
採用パネルはRAPID IPSで、応答速度は1msとされ、専用のG-SYNCモジュールを搭載することで、効果範囲が限定されるG-SYNC Compatibleとは異なり、1~360Hzのすべての範囲でNVDIA G-Syncに対応する。
また対応マウスのレイテンシを計測する「NVIDIA Reflex Latency Analyzer」や、バックライトの点滅を利用して残像感を低減する「NVIDIA ULMB」、暗いシーンでの視認性を高める「ダークブースト」、暗いシーンの黒つぶれや明るいシーンで白飛びを抑える「HDR」などの機能を備える。
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店ではデモ機を展示中。リフレッシュレートや画質など他の液晶ディスプレイと比較できる |
主なスペックは輝度400cd/㎡、コントラスト比1,000:1、色域はsRGBカバー率98.04%、DCI-P3カバー率84.09%、最大表示色10億7,300万色、視野角は水平/垂直178°。インターフェイスはHDMI2.0bx2、DisplayPort1.4×1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax3、USB3.2 Gen.1 Type-Bx1、ヘッドフォン出力x1を備える。
販売ショップによると「価格は高いが一部のハイエンドゲーマーから指名買いが多いのが360Hzモデル」とのこと。PC側のスペックもハイエンドな構成が求められるため導入する際のハードルは高いが、「これ以上速い液晶ディスプレイはない」と購入する人は少なくない。入荷を確認したのは、パソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。
なお、以下の動画でリフレッシュレート60Hz/120Hz/240Hz/360Hzそれぞれの違いを是非チェックしてほしい(ASUS「ROG Swift 360Hz PG259QN」を使用)。120Hzと360Hzの違いも明確に分るはずだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/