2021.09.02 12:00 更新
2021.09.01 取材
【第85回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、名前はアレだけど味は本格派なカレー屋さん「カレーは飲み物。 秋葉原店」に行ってきます。
その日はラーメンでも食べようと昭和通りを歩いていたのですが、運悪くお目当てのお店が臨時休業。途方に暮れつつ時計を見ると、もう19:30を回っているじゃありませんか。昨今の飲食店事情だと、たいていのお店でラストオーダーに引っかかる魔の時間帯です。こりゃ晩飯難民かな・・・と思っていたら、元気に営業中だった「カレーは飲み物。 秋葉原店」の看板が目に入りました。そう、ここは20時ピッタリまでOKなお店なのです。
ホッとしつつお店に入り、入り口の券売機で食券を購入します。いつぞやこのコーナーで立ち寄った時は「黒い肉カレー」だったので、今回は2大定番のもう一つ「赤い鶏カレー」を注文することに。お会計は税込850円です。
ちなみにこのお店は、200gの小盛り~450gの山盛りまで同じ料金でオーダーできるのが嬉しいポイント。今日もうっかり山盛りを選ぼうとしたのですが、実は少し前の健康診断でヤバい結果が出ていた取材担当には、大盛り系にドクター&編集部ストップがかかっていたのを思い出し・・・理性で250gの中盛りにいたしました。
席について食券を渡したら、まずは3つまで付けられる無料のトッピングを選びます。貼ってあるトッピングメニューから番号でオーダー、今回は②(らっきょう)と③(福神漬け)、⑩(フライドオニオン)の三種にしました。
そして背後にあるセルフの水を注いで、向き直ったらもう「赤い鶏カレー」が準備完了!まったくもってお待たせしないスピード提供ですね。カレールーはカップからこぼれそうなほど、たっぷりと入れられています。うーん、美味しそうないい香りがしますよ。
すでにカップからルーがあふれそうになっているので、ガツガツいきたいのを抑えつつ慎重に食べていきます。トマトのフレッシュ感と酸味を感じる赤いルーは、ほどよくスパイシーで後味ピリリな味わい。とは言え辛すぎることはなく、むしろ辛いものスキーな人には物足りないかもしれません。そういう向きには、卓上のハバネロなどを加えるとちょうどよくなるのではないでしょうか。
そんな具合で辛いものが苦手な私でもスイスイ食べられる美味しいカレーで、器も相まってまさに飲み物といった感じ。ルーには鶏肉がゴロリと4つほど入っていて、なかなか食べごたえもあります。これでライスがもっとあったらなー・・・と、健康の大切さに思いを馳せるのでした。
さて、そんな「カレーは飲み物。 秋葉原店」ですが、通常の営業時間はお昼が11:00~16:00、夜は17:30~21:30まで。ただし当面は20:00が店内飲食のラストオーダーになっていて、それ以降はテイクアウトのみ受け付けています。なお、今回は19:45を過ぎたあたりから席が急速に埋まり始め、ほどなく満席に。似たような境遇の人は結構多いようですね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
カレーは飲み物。: https://nomimono.co.jp/brand/curry/