2021.09.16 11:45 更新
2021.09.16 取材
【第87回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、濃厚すぎるつけ汁で食べるつけ麺を目当てに「麺屋武蔵 武仁」に行ってきます。
またもや微妙な時間帯にお店を探すことになり、これは晩メシ難民かな・・・と思っていたら、ちょうど通りがかった「麺屋武蔵 武仁」はまだいけるじゃない。アキバで麺屋武蔵とくれば、もっぱら普段は中央通り側の「麺屋武蔵 巌虎」に寄っていたので、昭和通りにある「武仁」の方はだいぶご無沙汰です。ふと看板に出ていた、いつの間にか加わっていたであろう新作メニューに惹かれて、吸い込まれるように暖簾をくぐっていました。
そんなわけで、今回は迷わず「真剣濃厚武仁つけ麺」を注文することに。濃厚系のスープは大好きですが“真剣(ガチ)”とくると、ちょっと身構えてしまいますね。ちょうど後ろに列ができかけていたので、ポチポチと券売機でお目当てを購入。お会計は税込1,300円でした。
ちなみにこのお店は、「巌虎」と同様に1kgまで麺の量が無料で増やせるはず。以前なら600gくらいを頼んでいましたが、いまは大盛り系にドクターストップが出ているので我慢。おとなしく中盛にしました。並盛と素で間違えていたので、今日のところはノーカンでお願いします。
ちょうど店内で数人待ちになっていたので、そのまま奥に進んで待つこと5分ほど。回転早めなお店なので、早々に席に案内されました。それから10分経ったかどうか、お待ちかねの「真剣濃厚武仁つけ麺」が運ばれてきます。このドカンとのった100g超の“武仁肉”が食欲をそそりますね。
それじゃあ早速いただきます、と麺をスープにくぐらせます。・・・いや、なかなかくぐらないですね。スープがジュレみたいにぼってり濃厚なので、普通の感覚とはちょっと違います。お店によると“濃厚過ぎない豚魚のつけ汁”が通常メニューなんですが、これは別次元に濃い!
ただしこのドロリ濃厚でパンチの効いたスープが、実に心地良いのです。太麺をスープにちょい載せする感覚でもしっかり絡んでくれて、しかもツルリといけてしまう。ホロリと噛み切れる角煮のような“武仁肉”もしっかり存在感があり、濃い×濃いで箸が止まりません。そして付け合せのほうれん草がまた、サッパリといいアクセントになってくれます。味変用の調味料も頼むことなく、10分かからずに完食でした。
ちなみにこのお店はつけ汁も一杯までは無料なはずですが、“真剣濃厚”の場合は追加いらないかな・・・という感じ。最後は結構な量のスープ割を投入して、大満足でごちそうさまです。
さて、そんな「麺屋武蔵 武仁」の営業時間は、11:00~22:30まで。ただし現在は緊急事態宣言下なので、19:45にラストオーダーで20:00に閉店です。周辺は19:30で終わりな店が多かったりするので、この15分がありがたい・・・。次は今週から追加されたらしい限定メニューを食べに来ようかな。
文: 編集部 絵踏 一
麺屋武蔵: https://menya634.co.jp/