2021.09.23 12:00 更新
2021.09.23 取材
【第88回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、グツグツ煮立った旨辛なスンドゥブ定食を食べるため「スンドゥブ 中山豆腐店 秋葉原」に行ってきます。
おなじみだった肉めしの「岡むら屋」に変わって、アキバ田代通り沿いに「スンドゥブ 中山豆腐店 秋葉原」がオープンしています。少し前のブームで名前が知られるようになった韓国料理のスンドゥブ(純豆腐)をメインに据えて、ボリューム満点な定食として提供しようというお店。いわく”男のためのスンドゥブ専門店”なのだとか。ガッツリ系が大好きな人間としては、大いに期待してしまいます。
9月13日のオープンから一週間は割り引き期間中だったこともあり、微妙な時間帯でも行列になるなど盛況な様子。ちょうどうまい具合にスキマな時間をみつけて来店、カウンターに収まって「牛プルコギスンドゥブ定食」を注文します。公式のメニューを見ると麺類などもあるようですが、割り引き期間中は4品のみ。普段は1,000円近くするメニューが(20日までは)税込759円で食べられました。
なお店内を見回してみると、フロアのレイアウトはかつての「岡むら屋」時代から変わっていないようですね。席数はカウンターとテーブルを合わせて26席だそうです。
そのまま待つこと10分ほど。小鍋でグツグツとスンドゥブが音をたてている「牛プルコギスンドゥブ定食」がやってきました。辛さは注文時に選ぶことができて、“1~3辛”までは無料。それ以上(6辛まで)は55円です。私は辛いものがそれほど得意ではないので“普通”にしましたが、どうやら周りは3辛を頼んでいる人が多いようでした。
・・・しかし鍋のスンドゥブがめちゃくちゃ荒ぶっていて、しばらくはかなりアチアチな状態。すこし冷ましながら食べていくわけですが、思った以上にギッシリ詰まっている豆腐の量にビックリです。味はまさに旨辛で、ご飯との相性が非常にグッド。辛さ“普通”なら、辛いものが苦手な人も問題にならないでしょう。
ちなみに主役の豆腐は、十勝地方の代表的な大豆銘柄「トヨマサリ」と水のみを使い、毎日店舗で作っているのだとか。スンドゥブは鶏がらと牛スープをベースに、自家製のタテギで仕上げたもの。そこへもやしナムルと韓国のり、温泉たまごが付いてきます。どれもご飯がめちゃススムやつ、しかもご飯自体がおかわり無料なんですよ。
スンドゥブはヘルシーで低糖質だと聞いていましたが、うっかりご飯を食べすぎてしまうという罠。パッと見サラッと食べられるように見えて、かなりボリューム満点でしばらく動きたくないくらい食べてしまいました。これは通常価格(1,000円近く)でも十二分に元が取れますね。
さて、そんな「スンドゥブ 中山豆腐店 秋葉原」の営業時間は、11:00~23:00(L.O 22:30)。ただし当面の店内飲食は20:00までになっていて、テイクアウトは22:00までやっています。ちなみにかつや系列のお店だけに、会計時には毎回100円割引券がもらえるのもポイント。おかずになる要素満載な定食(+付け合せ)とおかわり自由なご飯、さらに毎度の割引・・・「岡むら屋」同様に、ヘビロテなお店になりそうです。
文: 編集部 絵踏 一
スンドゥブ 中山豆腐店: https://www.arclandservice.co.jp/nakayama-tofu/