2021.10.04 12:09 更新
2021.10.04 取材
骨伝導ドライバーを含む片側8基のトリプルハイブリッド構成を採用する、Empire Earsブランドのインイヤーモニター「Legend EVO」が来週発売される。e☆イヤホン秋葉原店本館にて予約受付中で、価格は税込363,000円。
「Legend EVO」は、米Empire Earsから新たに発売されるインイヤーモニター。かつての大ヒットモデル「Legend X」の流れを汲む製品で、ダイナミックドライバー2基、BAドライバー5基、骨伝導ウルトラドライバー1基で構成される、トリプルハイブリッド構成の片側8ドライバーを搭載している。
ダイナミックドライバー「Weapon IX+」とBAドライバーの空気振動による“気導音”と、同ブランド初の骨伝導ウルトラドライバー「Weapon X」による“骨導音”の両方を備えたデュアル伝導構造。特に骨伝導ドライバーにより、サウンドイメージングやサウンドステージ、音の精細さ、低周波数の拡張、残響音などが強化されているという。いわく「身体の内側から低音が重く深く鳴り響く」(ショップ)感覚とのこと。
シェル上部に取り付けられた骨伝導ウルトラドライバーの「Weapon X」は、頑丈なニッケルメッキSPCCシャシー、最高グレードのN52ネオジム磁石、精度が最適化された日本製の純銅ボイスコイル、軽量・高剛性なスチール製振動膜などで構成。また、BAドライバーには、歪みや不要な振動を抑える独自コーティング技術「Anti-Resonance Compound(ARC) Technology」が採用されている。
周波数応答は、骨伝導ドライバーが5Hz〜35kHz、ダイナミック・BAドライバーが5Hz〜20kHz。ケーブルには香港のケーブルブランドPW Audioが手がけた、24AWG 4芯の超高純度OCC銅線を採用する「GENESIS」が同梱される。コネクタは2pinの着脱式で、プラグは日本ディックス製Pentaconn無酸素銅を用いた4.4mm 5極プラグを採用する。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607